コラム

「前回とは違うバーベキューやアウトドア体験をしたい」
「ただ食材を並べるだけでなく、調理もしてみたい！」
そんなバーベキューに少し慣れてきた方向けの変わり種レシピやアイテムを紹介します！
もちろん初心者の方でも簡単にできるものばかりなので、興味があるものは是非お試しください。

変わり種レシピ・アイテムの紹介

バーベキューのメイン、食べ物についての変わり種レシピから、
なかなか持ち込む機会がないアイテムまでご紹介していきます。

【食材】食材に変化を持たせる！

インパクト大！鳥の丸焼き

クリスマスのイラストでお馴染みの七面鳥…
意外と簡単に手に入り、バーベキューでも強い印象を持たせられます！

冷凍状態で売ってるものが多いので、前日からゆっくり解凍させておくと
当日の調理がスムーズです。

本格BBQ！串焼き

色とりどりな食材が刺された串はバーベキューのイメージでも多いかと思います。

食材はスーパーで揃える方が多いかと思いますが、一度精肉専門店なども覗いてみるのもおすすめです。
あらかじめ串に刺した本格BBQセットや、アルミホイルの器に入った焼肉セットなどを
置いてる店が多いほか、お肉のサイズを指定してカットしてもらうこともできます！
（もちろんスーパーでも串のBBQセットを置いているところもあります）

ちょっと贅沢・魚介類

少し贅沢に蟹を一杯焼くのもおすすめです。

食べやすさもUP！ライスバーガー

調理が簡単でハンバーガーならぬライスバーガー
網で焼いた後は他のお肉や野菜を挟んで食べる事ができます。

市販のものであればプレーンから醤油味・雑穀・明太子味等、フレーバーも複数存在していますが、自作することも可能です！

<材料>
・ごはん　
・片栗粉（形が崩れにくくなります）

調味料（お好みで）
・焼肉のタレ
・ごま油
・塩
・醤油
・明太子
・味噌
・ジェノベーゼ
・粉チーズetc…

①ビニール袋やジップロック内にごはん、片栗粉をいれて揉む
　（味付きにしたい場合はここで好きな調味料も入れます）
②ラップに一枚分ずつ分けて押しつぶし、バンズ状に整形
③表面を網で焼いて、お好みの具材を挟めば完成

リフレッシュにはこんにゃく？

バーベキューでこんにゃく？と思われる方もいるかと思いますが、
意外とステーキとこんにゃくの組み合わせは、非常に相性が良いです。
脂っこいものを食べて疲れた胃や、甘い物以外でリフレッシュしたい時におすすめです！

調理はシンプルに網で焼いて、塩・醤油・めんつゆ・田楽味噌などでお好みの味に仕上げます。

こんにゃくはそのまま調理しても食べられますが、こんにゃく特有の臭みがあります。
どうしても臭みが気になるという方は、事前にアク抜きや下茹でをして持っていきましょう！

〜アク抜き方法〜
【クエン酸を使う】
①水に対し1％程のクエン酸を入れた水溶液に1分浸す
②流水で洗い流す

【塩を使う】
①水洗いしスライス
②塩を揉み込み5分放置
③沸騰したお湯で2、3分加熱（水に浸して電子レンジ500Wで5分でも可能）

【調理】アルミホイルを使った変わり種レシピ

餃子の皮でミニピザ

餃子や春巻きの皮を使い手軽でバリエーション豊かな味を楽しむことができます！
ひとつひとつが小さいので、子供連れにもおすすめのレシピです。
網に直接乗せて焼くこともできますが、網の隙間が広い場合は
アルミホイルを下に引くと具材がこぼれにくく扱いも簡単です。
一枚ずつで焼くこともできますし、複数枚重ねて大きな生地にすることも可能です。

〜レシピ〜
【王道ピザ】
皮にピザ用ソースorケチャップを塗り、チーズを乗せて焼いた王道ピザ。
ピザ用ソースをジェノベーゼ（バジルペースト）に変えても美味しいです。
トッピングもお好みで乗せていくと色々なバリエーションで楽しめます！
・輪切りピーマン・パプリカ
・トマト
・薄切り玉ねぎ
・アスパラ
・アボカド
・オリーブ
・茹で卵
・きのこ
・シーチキン
・薄切りウィンナー
・ハム

【和風ピザ】
海苔の佃煮を塗った皮にしらすと刻みネギをたっぷり乗せて焼きます。
明太子ペーストを塗ったピザにも合い、どこか懐かしい味がします。

【照り焼きピザ】
照り焼きソースを塗った皮に焼いた鶏肉などを乗せて焼きます。
マヨネーズや鰹節などをかけて食べると非常に美味しく、子供にも人気の味です。
塗って焼くだけの市販の照り焼きソースが簡単でおすすめです。

【フォルマッジョ風】
お好みのチーズを数種類乗せて焼き、蜂蜜をかけて食べるピザです。
独特な臭いがありますが、ゴルゴンゾーラを乗せて食べると本格的な味になります！

餃子の皮は焼くとクリスピーのようになるので、少量の水に浸しておくと
柔らかい生地になり、本場らしい食感にできます。

【ブリトー風】
チーズとトマト、ハムを皮で包んで焼く一口サイズのブリトーもおすすめです！
中身は非常に熱くなっているので、食べる時は火傷にご注意ください。

簡単チーズフォンデュ

小さな鍋や専用の器がなくても簡単にできるチーズフォンデュです。
市販の円形のカマンベールチーズをアルミホイルで包んで温めるだけ！
チーズの皮部分は残り、中心から溶けるので食べやすいです。
焼いておいたソーセージやバゲット、野菜などお好みの食材でどうぞ。

余ったチーズはサラダやりんごなどと一緒に食べるほか、
ホイル焼きに使うと相性も良く、無駄もありません。

本格アヒージョ

お洒落で簡単なスペイン料理の一つ。
色々な食材に合うので、余った食材を一気に消費する〆のレシピとしてもおすすめです。

〜レシピ〜
＜材料＞
・魚介類
・マッシュルームやエリンギ
・野菜(プチトマト・ブロッコリー)
・パン類
　(BBQの残り食材で作れます！)

調味料
・オリーブオイル（食材が半分浸るくらい）
・塩コショウ　お好み
・パセリ　少々
・輪切り唐辛子　お好みで少々
・にんにくみじん切り(少々)

＜作り方＞
①アヒージョに使う食材は一口サイズにカットしておく。

②深めのアルミホイル皿や、アルミホイルで深めの器を作り、
　オリーブオイルとにんにくを入れて加熱する。
　お好みで唐辛子も入れておく。
　(百均等で買えるスキレット(小鍋)でも作れます！)

③オリーブオイルがグツグツとなりだしたら塩コショウを加え、
　火の通りにくい魚介やきのこ類から、食材を浸していく。

④食材に十分に火が通ったら完成。
　爪楊枝等で食材を食べたり、オイルにパンを浸したりして食べる。
　(オリーブオイルが非常に熱いので食べる際にはご注意ください。)

野菜のホイル焼き

焼き野菜以外でも色々な野菜を持ち込みたい方、
野菜を主体としたバーベキューを楽しみたい方向けのレシピです。

〜レシピ１「玉ねぎの丸焼き」〜
＜材料＞
・玉ねぎ
・アンチョビ
調味料
・オリーブオイル
・バター
・塩
・にんにくみじん切り

①皮を剥いた玉ねぎの根元を切り落とし、頭に十字に切れ込みを入れる。

②玉ねぎをアルミホイルで包み、1時間ほど蒸し焼きにする。

③ある程度火が通っていたらオリーブオイル・バターを切れ込みに挟んで溶かす。

④バターが溶けたらアンチョビやニンニクを挟み5分ほど焼くと完成。

〜レシピ２「ローストキャベツ」〜
＜材料＞
・キャベツ
調味料
・オリーブオイル
・塩
・ブラックペッパー
・バルサミコ酢
・ハチミツ
・タイムの葉
①キャベツを薄い輪切りか、食べやすいサイズに切っておく。

②アルミホイルの器にキャベツを乗せ、
　調味料全てをかけてアルミホイルの蓋をしで蒸し焼きにすれば完成。

【デザート】バーベキューならではのデザートレシピ

焼きマシュマロ

変わり種とは少し逸れますが、キャンプ・バーベキュー等アウトドアスイーツの大御所といえば焼きマシュマロではないでしょうか？
串に刺して焼くも良し、焼いてチョコと一緒にビスケットに挟むも良し！
とても甘いので食べ過ぎにはご注意ください。

焼きフルーツ

フルーツは火を通すと甘くなる特性があります。
サッパリとした生のフルーツだけでなく、火を通した完熟フルーツもお楽しみください！

〜レシピ〜
・りんご
　アルミホイルで包んで火にかける。
　焼けたらお好みでバターやシナモンをかけます。

・バナナ
　皮付きのままor一部だけ皮を剥き、棒に挿して火にかける。
　お好みで割ったチョコなどをバナナに挿しておくとチョコバナナ風にもになります。

・みかん
　皮のまま火にかける。
　冬のストーブみかんと近い作り方です。

・パイナップル
　そのままor縦に割って、皮のまま火にかける。
　台湾パイナップルは芯まで食べられるものもあるのでおすすめです。

子供にも人気！バウムクーヘン

バーベキューで火起こしをしたのなら是非やりたいバームクーヘン作り！
ただし、完成まで30分〜1時間ほどつきっきりになってしまうので、時間に余裕がある方におすすめです。

〜レシピ〜
＜材料＞（3〜4人分）
・A.ホットケーキミックス…100g
・A.卵…1個（卵黄卵白分ます）
・A.牛乳（または豆乳）…70ml
・A.砂糖…大さじ1～2
・A.無塩バター…30g
・バター（筒に塗る用）…少量
（バターはマーガリンでも代用可能）

＜作り方＞
①太めの木の棒にアルミホイルを巻き、常温に戻したバターを塗っておく。

②Aの材料をバター、砂糖、卵黄、ホットケーキミックス＆牛乳の順に混ぜ合わせる。

③Aの卵白を泡が立つまでよく混ぜる。

④②③を泡を潰さないように混ぜ合わせる。

⑤④の生地液を①の棒に塗り、炭の上で回しながら焼く。
液がたれる前に回し、表面が焼けてきたら液を塗って回す。

⑥液がなくなるまで何度も繰り返したら完成。

【道具】アウトドアでの便利なアイテム！

意外な作戦？虫除けアイテム

アウトドアでどうしても避けられないのが虫の問題。
虫除けスプレーや蚊取り線香を置いても集まってきてしまう虫に意外な効果を見せているの
虫除けグッズが「おにやんま君」。

見た目はトンボの一種オニヤンマそっくりなので、虫が苦手な人はぎょっとしてしまうかもしれません。
しかし、オニヤンマを天敵とするハエ、アブ、ブヨ、蜂や蚊、小バエ、羽虫に効果があるとされ、釣り人やアウトドアをする人に注目されています。

スプレーの臭いや火の心配のいらない、虫の特性を生かしたシンプルなアイテムで
虫除け効果を体感してみてください。
オニヤンマの腹にそっくりなトラロープ(黄色と黒の2色のロープ)でも効果が見られます！

サンライン｜おにやんま君 ¥1,200
※公式は釣具屋等店舗のみの取り扱いのため、ネット上の高額商品にはご注意ください。

電気要らずで炊き立てご飯！カセットガス炊飯器

バーベキューでお肉や野菜を食べながら炊き立ての白米が食べたくなる人もいるかと思います。
通常の炊飯器や、レンジで温めるレトルト米では電気が必要なため、用意が難しい場面が多いのですが、ガスボンベ缶一本で最大5合×8回も炊ける炊飯器が注目を浴びています。

お米を炊く前に30分以上吸水させておく必要がありますが、
水に浸けてからバーベキューの準備をしておけば、炊き約15分・蒸らし15分ほどでホカホカのご飯を炊きあげる事ができます！

■イワタニ カセットガス炊飯器 HAN-go CB-RC-1
■パロマ ガス炊飯器PR-100EFプロパンガス用(LPG)

もちろん、飯盒や竹でご飯を炊くといったアウトドアならではの楽しみ方もあるので、
簡単で大容量のご飯が欲しい方や、子連れでずっと火を見ているのが難しいといった方におすすめのアイテムです。

変わり種BBQを行うときに注意するポイント

食材の量には注意！

変わり種などを用意すると、どうしても量が多くなってしまいがちです。
肉の量は男性300g、女性200gが平均と言われているので、もしその他の食材を用意する場合は、お肉や野菜の量などを調整しましょう。

前日にできる下ごしらえなどはあらかじめ行ってから会場へ

変わり種BBQを行うときに注意するポイント

食材の量には注意！

→変わり種などを用意すると、どうしても量が多くなってしまいがち。肉の量は男性300g、女性200gが平均と言われているので、もしその他の食材を用意する場合は、お肉や野菜の量などを調整しましょう。

前日にできる下ごしらえなどはあらかじめ行ってから会場へ

まとめ

今回はバーベキューにおすすめな変わり種レシピから、比較的シンプルな調理法を紹介していきました。
アメリカで多く行われているバーベキューですが、日本の他、国によって特色のあるレシピや楽しみ方もあるので、そちらも調べてみれば毎回変わったバーベキューを楽しめるかと思いますので、ぜひお試しください。

食材だけでなく、必要な道具に関してもこちらでご紹介しているので、是非ご覧ください。
→失敗しない！バーベキュー道具選び