【バーベキュー予算】どのくらいかかるの?気になる予算の立て方
送別会やお花見シーズンなどイベント時には盛り上がりも盛んになるバーベキュー。
幹事を任されたけど、どうやって予算を立てれば良いのか…初心者の方であれば、いくら回収すべきなのか…そのように悩まれる方もいらっしゃるでしょう。バーベキューに慣れている方がいないと予算を立てるのは中々難しいですよね。
金銭トラブルを引き起こさないためにも、予算の相場や何がどのくらい必要かについてご紹介していきます。しっかり把握して信頼される幹事役を目指しましょう。
予算の相場はどのくらい?
一人あたりの予算相場
一般的な相場の例ですと、参加者10人ほどで一人あたりの食材費が平均約2,000円〜となります。開催場所や参加人数によって食材や機材の量や数も異なり、金額も変動してくるので人数や分量、個数などの下調べをきちんと行いましょう。
基本的なバーベキューは2,000円ほどあると十分楽しむことができますし、予算をかさ増しすればするほど、少し贅沢なバーベキューを楽しむことも可能ですね。
お酒を飲む場合は?
お酒を飲みながら美味しいお肉をいただくのもバーベキューには欠かせない楽しみのひとつですよね。特にお花見シーズンなどのイベント時ではお酒が主役になる場合がほとんどなので、アルコールを予算に含む場合はどれくらい必要か悩む方もいらっしゃるでしょう。
前述した参加人数10人に対して一人あたり平均約1,000円プラスしておくと問題ないでしょう。お酒はビールやカクテルなど種類が豊富なうえ、ハイボールはこだわって作りたいといった好みまで分かれてくるため、念には念を入れるようにしましょう。
お金を回収するタイミングは?
予算を提示したのは良いもののいつ回収すべきか、悩まれる方もいらっしゃるかと思います。事前に回収してしまうと、当日のバーベキューでかさ増しした料金は自腹に…なんてことやまた計算して徴収し直さないといけない事態になりかねません。
特にアルコールを含んでいる場合、その日の調子によって飲む量が増えたりなどで数が足りず買い出しに行く場合も。そういった場合を見据えて、ある程度の予算の提示だけ事前に済ませ、徴収は後日行うことをおすすめします。
当日、追加で購入した商品の領収書も忘れずに切っておきましょう。
予算の内訳について知ろう〈早見表〉
必需品の目安価格
予算を立てるうえで、バーベキューコンロなどの機材や消耗品など最低限必要なものの目安価格を知っていれば準備するときにスムーズに調達できます。
初めて機材を調達する方などは特に早見表を参考にしてみましょう。
一人あたりの食材の分量とその価格
- お肉
お肉に関しては、年齢などにより多少分量が異なりますが男性の場合は300g、女性の場合は200gが一般的だといわれています。
バーベキューでよく使用する牛肉は、国産牛100gあたり平均で600円程度、輸入牛100gあたり300円程度で購入可能です。豚肉の場合、100gあたり平均200円程度。鶏肉の場合は、100gあたり100円にも満たない価格で購入できます。
また、大人数でのバーベキューを行う際はコスパを考慮し、大型のスーパー(業務スーパーやコストコ)などで調達すると良いでしょう。
- 野菜
野菜は、種類が豊富なうえに好みが分かれてくる食材なので何をどのくらい買い揃えるかは本人のセンスが問われてきますが、一般的な食材は玉ねぎやキャベツ、ピーマン、かぼちゃ、エリンギなどが挙げられます。
野菜は基本的にコスパも良いので、参加人数10人に対して1,000円ほどあれば十分足りるでしょう。万が一、足りなかった場合を考慮し一人あたり100円〜150円内で計算しておくと良いかもしれません。
- 飲み物
飲み物は炭酸飲料やアルコール、お茶や水などものによって値段がそれなりに異なるため一概にはいえませんが、一人あたり300円〜が一般的だと言われています。
アルコールを含む場合、350ml缶を一人2本と仮定し、加えて2Lのペットボトルを数本揃えておくと十分でしょう。
その他かかる費用は?
前述した機材や食材にかかる費用以外に注意すべき点がいくつかあるのでご紹介していきます。
まず、気にすべき点としては開催場所です。現在では、多くのバーベキュースポットがあるため場所選びも大切になってきますが、場所によっては費用が発生するところもあるので事前に下調べをしておきましょう。
次に、車で移動する場合は駐車料金などが発生する場所もあります。大人数で行う際は自己負担する場合がほとんどだと思われますが、事前に伝えておくと参加者も助かるでしょう。
〈予算の立て方〉コツやポイントは?
開催場所での費用を把握しておこう
上記でも触れましたが、開催場所によってサイト料や入園料などの費用が発生する場合があります。
費用がかかってくるバーベキュースポットでは、事前に予約が必要になる場合もあるため花見などのイベントシーズンは特にスポット情報をしっかり確認しておきましょう。
参加人数は事前にチェック
予算を立てやすくするためにも参加者の確認は大切です。何名で行うかによって、購入する食材や機材の数も変わってきます。
大人数の場合は、低予算で済ませることもできますが、揃えるものは多くなるため事前に人数を把握しておかないと準備に手間がかかることも。準備の段階からスムーズに進行できるよう、参加人数はしっかり把握しておきましょう。
機材や食材などの分量・個数
チェックシートなどを上手に活用しながら、分量や個数をある程度把握しておくと予算も立てやすくなるのでおすすめです。食材は種類も豊富なので大凡の予算を決めておくと良いでしょう。
また、バーベキュースポットによって機材のレンタルを行っている場所もあるため、手ぶらでバーベキューができます。予算に見合うようでしたら活用してみるのも良いかもしれません。
知って得する予算の節約術
開催場所の下調べは入念に
前述したように開催場所によっては費用のかかるスポットがありますが、有料スポットをあえて利用するのもおすすめです。バーベキュー施設の相場は約500円〜2,000円となっており、場所によっては炊飯場や水場があるところやテーブル・イス、コンロが備わっているところもあります。
無料でレンタルができたりなど設備が充実しているので、準備にかかる負担や手間などを削減できます。また、機材やごみの回収まで料金プランに含まれているバーベキュー施設もあるため、開催場所を決める際は入念に下調べを行いましょう。
買い出しはコンビニよりもスーパーで
食材や飲み物などを調達する際に、コンビニを利用するのは極力避けるようにしましょう。
当日の追加の買い出しなどでは仕方がありませんが、前日などの食材調達でコンビニを利用すると予算が跳ね上がってしまいます。コンビニはどこにでもあり非常に便利ではありますが、費用を抑えたいのであればスーパーを利用するのが無難でしょう。
飲み物を自由持込み制にする
飲み物といってもアルコールやソフトドリンク、その中でも炭酸飲料や果汁を含むものまで種類が豊富なうえにそれぞれ好みも異なるため、何を選んだら良いのか迷ってしまいますよね。
また、大人だけでなく子どももいる場合は、多めに準備する必要もでてきます。そういった手間を解消するためにも飲み物は各自持ち込み制にすることをおすすめします。各自で持ち込むことによって主催者側の負担も減りますし、参加者の方たちもお好みのドリンクを持参できるため飲み物に困ることも少ないでしょう。
片付け時に飲み物が余ることもなく分別もスムーズに行えます。予算削減にも繋がるため、取り入れてみると良いかもしれません。
レンタルサービスでお金も時間も節約しよう
前述した節約術以外に活用していただきたいのがバーベキューレンタルサービスです。
こちらは、事前に食材の分量と開催したいスポットや日時を業者の方に述べ予約を取るだけで、当日の火起こし等の準備から食材の調達や後片付けまでを一括して担ってくれるサービスです。
レンタルサービスを活用することにより手間や時間を最大限に省けます。また、しっかり満足してもらえるようこだわりのあるお肉などを取り入れている業者もあるため気になる方はぜひ確認してみてください。
まとめ
幹事を任された方や主催者の方々はもちろんのこと、初めてバーベキューを行う方も今回の内容を参考に、賢い予算の立て方を行っていただき手頃で存分に楽しめるバーベキューにしましょう。
幹事役などを任される機会は少ないかもしれませんが、社会にとってとても役に立ちますし良い経験となるでしょう。計画性やメリハリのあるバーベキューは、当日も最後まで盛り上がること間違いなしですね。