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2022.09.23

バーベキューで必須のお肉!おすすめの量や部位をご紹介

焼く前のお肉

一人あたりの量や予算はどのくらい?

お肉の基本的な量

 食材を揃える時にどれくらい調達すべきなのか悩む方も多いのではないでしょうか。特にバーベキュー時にメインとなるお肉は足りなかった場合が何より困るものです。
 お肉は一人あたり男性の場合約300g女性の場合約200gが一般的だと言われています。また、お子さんがいらっしゃる場合では中学生以上であれば約200〜300g、小学生であれば約200g程度でしょう。お肉を調達する際、多めに持っていくと問題ないだろうと余分に購入する方もいらっしゃいますが、野外でのバーベキューでは食材が傷みやすく食中毒を引き起こす危険性も高まります。また、大人数でのバーベキューでは予算を出来るだけ抑えたいといった声も少なくありません。食材調達をスムーズに行うためにも、適量をある程度把握しておきましょう。

一人あたりのお肉の予算

お肉に対する予算は国産か外国産か、また調達する場所によっても価格が変わってくるため一概にはいえませんが、一般的には一人あたりのお肉の平均予算はおよそ1,500円程と言われています。近頃では、牛肉なども高騰しているため予算内で抑えようとするとどうしても外国産を選びがちですよね。お肉を選ぶ際に重視するのは品質か値段かのどちらかとなります。バーベキューを行うにあたっての用途をしっかり踏まえた上で食材調達を行いましょう。

おすすめの部位【牛肉編】

ここからは今回のテーマでもあるお肉のおすすめ部位をご紹介していきます。選ぶ時のコツやポイントも記載しているのでスーパーなどで食材を選ぶ際に意識してみると良いかもしれません。

選び方のポイント

バーベキューで使用する牛肉を選ぶ際に、一番重視したいポイントがお肉の厚さです。市販で店頭に並んでいるものは、薄くカットされているものがほとんどでコンロを使用するバーベキューでは網にひっつきやすい上に焦げやすいためあまり向いていません。ポイントとしては、少し厚みのあるものを選ぶようにしましょう。また、牛肉を網の上で焼いていると炎がすごく立ち昇りますよね。あまり火が炭についていない段階で焼く場合は非常に助かる食材なのですが、その分焦げやすくもなります。そのため、購入する際は出来るだけ脂の少ないものを選びましょう。

肩ロース

肩ロースは、肩から背中にかけての頭に近い部分となります。最も大きな部位のひとつで、適度に脂がのった肩ロースは霜降りも適度で柔らかく濃厚な赤みが特徴です。薄切りにしてすき焼きや焼き肉に使うことが多い部位なので、バーベキューで焼く際は、サッと焼くぐらいが丁度良いでしょう。

サーロイン

サーロインは、腰の上部にある胸椎の後方部分のお肉でありステーキとして主に使用されます。適度に霜降りが入り込み、ジューシーで柔らかいのが特徴です。サーロインは脂が多いため、網焼きでは上手く焼けない場合もありますが少し厚みのあるものを鉄板やアルミホイルの上などで焼くといい具合に焼き上がります。

ヒレ

牛肉の中でもわずかしか取れない希少部位であるヒレ肉は脂身が少なく柔らかい赤身が特徴です。バーベキューで焼く時は、焼きすぎると固くなってしまうため注意しましょう。前述した通り、希少部位になるので価格も決して安いほうではありませんが、ちょっと贅沢なバーベキューを行いたいときなどに購入してみるのも良いかもしれません。

バラ(カルビ)

バラは牛のお腹の部分に位置する部位であり、他の部位と比べ繊維質や筋膜が多く、肉のきめは粗く肉質が固めなのが特徴です。また、霜降りが入りやすい部分なので、濃厚な風味があります。バラ肉は脂が多く含まれているため焼き過ぎには注意しましょう。

タン

他の部位に比べ食感が特徴的なタンは、牛の舌にあたる部分です。脂肪分が少ないので食べやすく、タンパク質や鉄分も多く含まれています。バーベキューでタンを使用する際は、薄切りにしたものまたは少し厚めに切ったタン元を網でそのまま焼くだけでも美味しくいただけます。

おすすめの部位【豚肉編】

選び方のポイント

豚肉を選ぶ際に新鮮かどうかを見極めるポイントとしては肉の色味具合です。豚肉は牛肉や鶏肉などと比べると品質にさほどの違いはありません。新鮮な豚肉の場合はピンク色で表面にみずみずしい光沢があります。褐色がかったような暗めのお肉や少し赤いお肉は時間が経ってしまっているため鮮度も下がっている証拠です。また豚肉の脂肪部分が白いものは、新鮮で粘りがあり、キメが細やかなため鮮度もよくバーベキューにも最適でしょう。

スペアリブ

スペアリブとは助骨まわりの骨付きのバラ肉のことをさします。バーベキューにとても最適な部位なので、ツウな方達にも重宝されるお肉です。適度な脂肪が赤身肉と重なっており分厚く豪快さを感じさせてくれるのが特徴です。スペアリブをバーベキューで焼く前に予め表面を軽く焼き旨味を閉じ込めた状態で下茹でをしておくと身が骨から剥がしやすく、食べやすくなるのでおすすめです。また、下茹での際に香味野菜などを入れることにより臭みがなくなるためなお美味しくいただけます。

バラ

豚バラ肉は胴体のあばら骨周囲にある部位です。赤身と脂身が層に折り重なっていることから「三枚肉」ともいわれています。他の部位に比べ脂身が多く、肉質が硬めなのが特徴です。一般的に角煮などといった家庭料理で使用します。豚バラ肉をバーベキューで使用する際は、豪快にブロックで焼き上げたり焼き鳥にしたりなど楽しみ方は様々。薄い豚バラ肉をししとうやアスパラガスに巻いて調理すると味の種類も豊富になり一層バーベキューも盛り上がります。

ロース

ロースは豚の胸から腰の部分にかけての背中側のお肉のことをいいます。キメが細やかで柔らかいのが特徴の豚ロース肉は一般家庭でも馴染みが深く生姜焼きやとんかつなど料理のバリエーションも豊富ですよね。バーベキューに使う豚ロースは厚切りのものを豪快に網の上で焼き上げると贅沢感がありいつもとは一味違ったバーベキューを楽しめます。もっと上級なバーベキューを楽しみたいのであれば豚ロースの丸焼きを取り入れてみるのも良いかもしれません。

ヒレ

ヒレ肉は豚の背中にあるロースの内側にあたる部位です。ロースよりも体の中心に近く、わずかな量しか取れないため希少な高級部位として扱われています。キメが細かく脂肪分が少ない淡白な味が特徴です。消費者から人気があり価値が高い部位なので、バーベキューで使用するのはハードルが高く感じられますが、炭火でサッと焼くだけで口に入れた瞬間のじゅわっとした繊細な味わいを楽しむこともできるのでおすすめです。

おすすめの部位【鶏肉編】

選び方のポイント

食中毒の原因にもなりやすい鶏肉は安全面も考慮しながら調達したいものですよね。そのため鶏肉では鮮度が重要となります。鶏肉は他のお肉と比べ水分量が多く、傷みやすいため、購入する前に鶏肉から赤く水っぽい液体が出ていないか確認するようにしましょう。もし水分が目立つようであれば鮮度が落ちている証拠なのでなるべく避けるようにしましょう。また、透明感や弾力があるものは鮮度が高い証拠なので調達時にぜひ参考にしてみてください。

もも肉

もも肉とは鶏の太ももから脚にかけた部分のことをいいます。適度な脂とプリッとした歯ごたえやコクのある味わいが特徴です。他のお肉に比べ手頃な価格で手に入るうえ、タンパク質が多くヘルシーなので多くの方に好まれる食材です。バーベキューで使用する際は、予め下ごしらえの段階で食べやすいサイズにカットし当日スムーズに焼けるようにしておくと良いでしょう。味付けはシンプルに塩胡椒を振りかけるだけでも肉の旨味が堪能できますが、タレで漬け込むと更に美味しくいただけるのでおすすめです。

胸肉

ダイエット食材としても人気な胸肉は両胸の内側にあばら骨に沿ってついている部位です。柔らかく、脂肪の少ないのが特徴です。安価で下処理も少ないため使いやすいですが、火を通しすぎるとぱさついてしまいます。バーベキューで使用する際はアルミホイルで包んで蒸し焼きにしていただくとふっくらとジューシーな味わいになります。

手羽先

手羽は鶏の翼の部分です。手羽先は翼の先端にあたる部分、翼の真ん中が手羽中、翼の一番胴体に近い部分が手羽元と3つの部位に分かれていて脂の乗り具合や肉質にも少し違いがあるそうです。手羽先には程よく脂肪がついているため柔らかく食感やコクのある味わいを楽しめます。また美容に適したコラーゲンが豊富に含まれいるのも特徴です。バーベキューでは網の上でそのまま焼くだけでも皮の香ばしさやパリっとした食感を楽しめるのでおすすめです。

せせり

せせりは鶏の首まわりのお肉ことをいいます。他の部位と比べ、弾力がありプリプリとした食感を楽しめるのが特徴です。一羽から取れる量も限られているため希少部位として扱われています。せせりも手羽先と同様に焼くだけで独特の食感とジューシーさを堪能できます。

仕込みのコツやポイントをざっくりご紹介

余分なものはきちんと取り除いておこう

お肉についている筋や骨・皮など、調理する際に妨げになるようであれば予め取り除いておくようにしましょう。骨付きだと現地で食べる時に手が汚れやすく食べづらいと感じる方もいらっしゃるかと思います。また、仕込みの段階で筋にしっかり切り込みを入れるなどしておくと当日焼く際に、火が通りやすくなり調理時間も短縮されるのでおすすめです。脂身が苦手な方も仕込む際に取り除いておくとよいでしょう。

タレを美味しく漬け込む方法

バーベキューでぜひ取り入れてもらいたい漬け込み料理。ただ焼くだけでも十分お肉の旨味を味わえますが、一工夫加えるだけで更に深い味わいのある料理を堪能できるのでおすすめです。下ごしらえは至ってシンプル。「お肉を漬け込む」ただそれだけです。実際に漬け込む前にミートハンマーなどでお肉の繊維をほぐしておくだけで食感が変わったり、漬け込むタレと一緒に酸性が強い食品やヨーグルト等を入れるだけで肉の保水性が高まりジューシーなお肉の味わいを楽しむことができます。漬け込む時間は味の好みによって変わってくるので、薄くしたい方は短めに、濃い味がお好きな方は一晩しっかり寝かしてあげたりと調整を行うと良いでしょう。

食中毒を未然に防ごう

前日に下ごしらえを行う際に一番気をつけたいのが食中毒です。お肉を一日置くことになるので細菌が増えないようにしっかりと予防を行いましょう。下記では生の食肉を扱う時のポイントや注意点を4つ程ご紹介していきます。

・生の食肉を洗うのは避ける
鶏肉などは特に食中毒の原因となる細菌が付着しており、シンクで洗ってしまうと二次汚染の危険性が高まります。お肉についているカンピロバクターなどの細菌が飛沫することによりシンクやその他の食器類に付着してしまうとそのまま残ってしまうため食中毒の原因にもなります。生の食肉を洗うのは極力避けるようにしましょう。

・食肉を扱う前後に必ず石鹸で手を洗う
こちらは基本中の基本ではありますが、ついついお肉を触った後そのまま違う食材に手をつけてしまう方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。どうせ加熱するからといってそのまま触れるのは食中毒の原因にもなります。お肉を扱った後は必ず石鹸で手を洗う習慣をつけておきましょう。

・まな板や包丁の使い分けと熱湯消毒
こちらもすでに日頃から取り入れているご家庭が多いかと思いますが、まな板や包丁の使い分けも必ず行いましょう。特にバーベキューの下ごしらえでは、お肉と野菜どちらも事前に仕込むものが多いため、野菜を切った後のまな板でそのままお肉を切るということをしてしまうと次にまな板を使う時に細菌が付着したままの状態になっている恐れもあります。二次汚染を防ぐためにも洗剤で洗うだけでなく熱湯消毒も加えて行うようにしましょう。

・軽く火を通しておく
下茹では細菌の繁殖を避ける以外に当日のバーベキューをスムーズに行うためにも必須となってきます。お肉の中でもスペアリブなどといったとりわけ固めのものや火が通りにくいものは下茹でをしておくことで、網の上で焼く際も火が通りやすく時間短縮にもつながります。また上記で記述しましたが、香味野菜と一緒に茹でることにより臭みも消え肉の旨味が抽出されるためおすすめです。

スーパーでお手頃に食材調達しよう

バーベキューを行うにあたって一番最初にすべきことは道具や食材の調達からですよね。大人数でのバーベキューでは買い出しもビックイベントのひとつとなりワクワク感も増します。食材を揃えるにあたってお店によっては値段や品質も異なりますし、大人数となるとできるだけリーズナブルでハイクオリティなものを揃えたいものです。下記では大人数向けの食材調達に欠かせない便利なスーパーをご紹介しますので是非参考にしてみてください。

大人数でのバーベキューに最適なスーパー

・業務スーパー
近頃、メディアなどでも良く取り上げられている業務スーパー。冷凍食品や調理済の加工食品などの種類が豊富なうえ、安価で手に入れることができるため主婦の方にもとても人気があります。また、フランチャイズ展開をしているので店舗によって取り扱う食品も異なり、お肉を重点的に強化しているところでは、大容量の牛肉や豚肉などを手頃な価格で調達できます。リーズナブルではありますが、その分バーベキューなどといった網焼きには適さない食品もいくつかありますので購入する際は注意しましょう。

・コストコ
コストコといえば、アメリカンな商品や雰囲気を楽しめるのが特徴ですよね。コストコの公式サイトにも記載されている通りメンバーシップ制のウェアハウス・クラブです。「高品質な商品とサービスをよりお買い得価格で提供することをモットーに」と謳っているだけあってハイクオリティなものがリーズナブルに手に入るとても優れたストアです。バーベキューの食材調達に最適なコストコはアメリカ発のストアなので、お肉は塊肉を豪快に店頭に並べてあります。コストコで食材を揃えるだけでもいつもと違うバーベキューを楽しめること間違いなしですよね。また、コストコの食品は一つ一つの量が多いため買出しを行う前に人数分の量をある程度把握して大量に残ってしまうことがないように気をつけましょう。

通販を上手に活用

通販利用時のメリットやデメリットは?

バーベキューを行う際、スーパーで食材調達を行うのは一般的ですが近頃ではお肉などの冷凍食品もクール便などを使って手軽に通販で手に入れることができます。また大容量でリーズナブルな食品も数多く販売されており大人数でのバーベキューでは最適ですし、わざわざスーパーまで出向く必要もないのでとても便利が良いのが特徴です。その一方、品質を自分の目で確認することができないので不良品だったという声も少なくありません。レビューなどを参考にきちんと見極めましょう。また、送料や手数料がかかる場合もあるため予算などを考慮した上で通販を利用することをおすすめします。

こだわりのお肉を手軽に味わえる!出張レンタルサービス

 上記ではバーベキューで欠かせないお肉の部位についてや仕込み方などをいくつかご紹介しましたが、「お肉の種類があまりにも豊富で選べない」という方や「やっぱり下ごしらえが面倒」といった方もいらっしゃるかと思います。バーベキューでは準備にどうしても手間を取られてしまいますし、食材を調達するときも何がどれだけ必要かについては悩んでしまうものです。そんな方たちにおすすめしたいのが、面倒な準備や後片付けまで全てを担ってくれる出張バーベキューサービスです。こちらのサービスでは食材をコースで選ぶことも可能です。事前に開催場所と人数・コースなどを予約するだけで当日のバーベキューをスムーズに楽しむことができますので気になる方はぜひチェックしてみてください。
BBQ王公式サイト

まとめ

バーベキューの醍醐味であるお肉は子供から大人まで幅広い世代に好まれる食材です。皆で楽しく囲んで食べると更に美味しく感じますよね。今回、紹介した内容を参考に取り入れながら素敵なバーベキューを楽しんでください。

参考サイト

知ってます?バーベキューに最適な肉の選び方と仕込み方のススメ


https://camphack.nap-camp.com/1051/2
https://www.sagae29.jp/tabekata/bbq/
https://hinata.me/article/821328867225523180
https://hinata.me/article/744403077112646497#headline18

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