失敗しない!バーベキュー道具選び

近年では、四季に関わらず身近に楽しめるようになったバーベキュー。しかし、未経験者や初心者の方にとっては何を揃えるべきか悩むのも無理はないでしょう。
今回は、最低限必要な道具やバーベキューを行う際の注意点などをご紹介します。当記事を読んで、安心・安全にバーベキューを楽しみましょう!
目次
バーベキューを快適に行うために欠かせない道具とは?
現地で忘れ物などに気付きもう一度買いに行く羽目に…といった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな二度手間を省くためにも準備は入念に行いましょう。
基本的に揃える道具は「火」「調理器具」「食材」に分かれます。まずは火回りに必要な道具からご紹介していきます。
【火回り】
バーベキューコンロ・グリル
コンロやグリルは4〜5人で1台あると問題ないでしょう。キャンプの流行により、1人用や燻製を作れるものまで様々あるので用途に合わせて選びましょう。
網
バーベキューコンロの上において使う焼き網は、使い捨てのものから繰り返し使えるものなどがあります。バーベキューの開催頻度に合わせて選びましょう。
炭や着火剤
2〜3時間で約3kg用意しておくと問題ないでしょう。高値のものを用意する必要はありませんが、安値のものですと炭が小さすぎたり湿気によって火が付きづらかったりするため注意が必要です。
また、着火剤は時間短縮のためにも必須なアイテムです。炭に直接火をつけようとしても上手く着かないことが多いため、着火剤も準備しておきましょう。
火ばさみ・炭用トング
火がついた炭を扱うために火ばさみや炭用トングは欠かせません。トングを購入する際には、火傷を避けるためにも柄の長いものをおすすめします。
また、食中毒を未然に防ぐためにも炭用とは別に食材用など数本準備しておきましょう。
ライター
炭に火をつけるために使用します。マッチを使用する場合、風が強いとすぐに火が消えてしまうため、ガスライターやバーナーなどを揃えると良いでしょう。
軍手
十分に手を熱から保護するためにも、軍手や耐熱手袋を用意しておきましょう。コンロに炭をセットする時や熱い網や鉄板を移動させる時に必要になります。
【調理道具】
まな板や包丁
ちょっとした調理をする際に、手軽に持ち運びができる薄手のものを100均などで調達しておくとよいでしょう。最近では、アウトドア用のまな板調理セットなどもあります。
これさえあれば、どちらかを忘れることなく快適に調理が行えるのでおすすめです。
皿やカトラリー・コップ
焼き上がった食材を入れる皿や口に運ぶ際のカトラリーなども必要となります。
使い捨てできるものは後片付けが楽になりますが、環境に配慮しアウトドア用に最適な使い回しの利く皿やカトラリー、コップなどを使用しましょう。
食材用トング
食材用トングは、焼き上がった食材などを取り分けるために使用します。
食中毒対策として生肉と同じトングを使用するのは避け、出来れば野菜用など複数準備しておくことをおすすめします。
キッチンバサミ
焼き上がったお肉や野菜を細かく切り分けるときに使用します。
通販などでもアウトドア用の万能ハサミが多く販売されています。100均で揃えたものでも十分ですが、厚いお肉は切り分けづらい場合もあります。機能性を重視したい方はアウトドア用品の売り場などで揃えてみてはいかがでしょうか。
【食材】
肉類
バーベキューに欠かせない食材はなんといってもお肉ですよね。
炭火を使用して調理することにより家庭料理とは一味違ったバーベキューならではの味を楽しむことができますし、子どもからも大人気な食材です。
魚介類
近年ではお肉と並んで人気のある魚介類。バーベキューで魚介類を準備しておくと普段より贅沢感も増しますよね。
一般的に使用される食材は、いかやエビなどがあります。秋頃にはサンマなどの食材を取り入れ秋の味覚を堪能するのも良いかもしれません。
野菜
箸休めに丁度よい野菜もバーベキューには欠かせない食材です。
よく使用する食材は玉ねぎやキャベツ、きのこ類などが挙げられます。特に野菜はじっくり火を通すと甘みが増してとても美味しくいただけます。
その他
バーベキューをさらに盛り上げたい方は、焼きおにぎりや焼きそばなどに使用する麺類などを準備すると良いでしょう。
食後のデザートにバーベキューだからこそ簡単にできるチョコフォンデュなどもおすすめです。特にお子さんがいらっしゃるご家庭では、マシュマロやバナナなどを準備するだけで十分楽しむことができます。
調味料
調味料はお肉などを調理する際に必要となります。下準備の段階で下味をつけておくと当日の手間が省けるのでおすすめです。
最低でも塩胡椒や焼肉のタレを準備しておくと問題ないでしょう。
飲み物
飲み物もバーベキュー時には予め用意してクーラーボックスなどで冷やしておくと当日に美味しくいただけます。お酒がお好きな方は特に冷えてないと気分を損ねてしまいますよね。
アルコールだけでなくミネラルウォーターや炭酸飲料などを準備しておきましょう。ミネラルウォーターはタンクで用意しておくと水場がない場合にとても役立つのでおすすめです。
【その他】
火消し・火起こし壺
使い終わった炭にそのまま水をかけてしまうと灰が舞ってしまうため、専用の火消し壺を使うと便利です。
火のついた炭をそのまま入れて蓋をするだけなので、水を準備する手間も省けます。また、火起こし壺はうちわなどを使用せず簡単に炭に火をつけることができるので揃えておくと便利でしょう。
クーラーボックス
野菜やお肉など生鮮食材を取り扱うバーベキューでは、食材が傷まないようにクーラーボックスを用意しておきましょう。
また、アルコールなどのドリンクをより美味しくいただくために氷や保冷剤を使用すると良いでしょう。
テーブル・イス
テーブルやイスはワンセットになっているタイプや別々に分かれているタイプがあるので、用途や好みに合わせて揃えましょう。
別々で揃える場合は持ち運びに便利な折りたたみ式の椅子をおすすめします。
ビニール袋・ゴミ袋
ゴミを分別するためのビニール袋や片付けの際に環境を汚染しないためにもゴミ袋を持参しましょう。
また、ペットボトルなどの燃えないゴミ用のゴミ袋があると◎
洗剤やスポンジ
片付けの際に、使い回し用の皿などを洗うためにも準備しておくと良いでしょう。
また、網などの汚れが落ちにくいものは予めステンレススポンジを用意しましょう。
キッチンペーパー・ウェットティッシュ
場所によっては近くに水場がない場合もあるため、100均などで揃えておきましょう。
バーベキューでは軍手などをしていても手が汚れたり、飲み物をこぼしてしまったりと多くの場面でウェットティッシュなどが必要となります。
虫除けスプレー
夏場はどうしても蚊などの虫が寄ってきます。虫刺されを避けるためにもドラッグストアで揃えておきましょう。
うちわ
炭の火起こしに使用します。一枚だけだと時間がかかってしまうため、数枚準備しておくと良いでしょう。
また、最近ではブロワーという電動送風機などもあるので手間を省くためにも買い揃えておくと便利です。
日焼け止め
夏場は特に紫外線対策のためにも必要となります。年々、気温が上昇していく中バーベキュー場などは日に照らされる時間が長いため、熱中症対策も同時に心がけるようにしましょう。
レジャーシート
レジャーシートは、荷物を置くために活用したり横になってくつろぎたい時に使用できます。山などは湿気が多いため地面が濡れている場合を想定して防水加工のものを揃えておきましょう。
安心・安全にバーベキューを行うために注意すること
開催場所や人数の確認
場所によっては、水場や炊事場が無いところや足場が悪く不便な場所もあるため、予め開催場所の下調べをしておきましょう。
また、人数によってコンロの台数や食材の分量が変わってくるため、ある程度の参加人数を把握しておきましょう。
食材の下準備
野菜や魚介類などは前日に仕込んでおくと当日の無駄な手間が省けるためスムーズにバーベキューが行えます。
野菜、魚介類の不要な部分を予め処分したり、お肉などは発泡トレーからジップロックに移し替えておくと現地でのごみを減らすこともできます。ジップロックに移し替える時に下味をつけておくと味のバリエーションも増えるのでおすすめです。
ごみの処分を適切に行う
キャンプ場やバーベキュー場は場所によって、各自ごみの回収、持ち帰りが必要なので放置しないように気をつけましょう。
ペットボトルや空き缶などの分別も心掛けマナーを守って楽しみましょう。
バーベキューに最適な服装
バーベキューでは、準備や後片付けのときに動き回ることが多いので動きやすい服装を意識しましょう。
火回りで作業をする方は汗を吸収してくれるようなインナーを着用したり、長袖を着用し火傷対策をするなど安全な服装を心掛けましょう。
【出張バーベキュー】手軽にバーベキューを楽しみたい方向け
何が必要か十分に把握したけれど、当日の火起こしや後片付けなどに時間をかけたくない、バーベキュー時の食材調達や準備が面倒だと思う方もいらっしゃるでしょう。
そんな方たちのために最適なサービスを紹介します。
出張バーベキューを活用して、時間を節約しよう
手軽にバーベキューを開催したい方向けに活用していただきたいのが出張サービスです。場所や人数などを伝えるだけで食材の調達や機材をレンタルできるので手ぶらでバーベキューが行えます。
また、面倒な火起こしや後片付けまで引き受けてくれるので無駄な時間を省くこともできます。「人数が多く、準備が大変だ。」「開催場所まで荷物の持ち運びが不便だ。」といった方は、出張バーベキューを積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
バーベキューを初めて行う時は、何をどれだけ準備したら良いのか不安になることも多いでしょう。
準備するときは1人ですべてをこなそうとするのではなく、周りと協力しながら必要なものを調達していくと楽に準備も行えます。必要なものを揃えてしまえば、当日は大いに楽しむだけです。
バーベキューを行う時はきちんとマナーを守り、安心・安全で楽しいバーベキューにしてください。