串にこだわれ! 串焼きバーベキューの基本とレシピ

バーベキューに必要なアイテムと言えば何でしょうか。グリルやコンロ、こだわりの食材、トングやお皿などなど。そんな中でこだわることで味から見た目までバーベキューのクオリティを大きく引き上げてくれる重要アイテムが「バーベキュー串」。
しかしバーベキュー串にまでしっかりとこだわってバーベキューをしている人は意外と少ないもの。ここではバーベキュー串や串焼きバーベキューに関しての基本的な知識を紹介します。串にもこだわって串焼きバーベキューをもっと楽しみましょう。
バーベキュー串の種類
竹と金属、どちらが最適?
バーベキュー串は素材によって大きく竹製と金属製の2種類に分けられます。それぞれの素材のメリットとデメリットを見ていきましょう。
・竹製のバーベキュー串
数十本の串がまとまっており、安価に必要な本数を揃えることが可能です。使い終わったらゴミとして捨ててしまえばいいので後片付けも簡単です。デメリットとしては強度に欠けること。
重さのある食材をたくさん刺してしまっては最悪折れてしまうということも考えられますし、何より木製ですので串そのものが焼けてしまう可能性があります。ですがそういったデメリットを考慮しても圧倒的な手軽さが魅力といえます。
・金属製のバーベキュー串
金属製のバーベキュー串、いわゆる鉄串のメリットはその頑丈さ。重たい食材を刺しても折れたりする心配が無く、見栄えのする長い豪華な串焼きを作ることもできます。金属製ですので燃えてしまう心配が無く、串自体が熱を持つため火の通りの悪い具材でもしっかりと火を通すことが可能です。
また鉄串は使用後に洗えば何度も繰り返し使用することができます。洗う手間さえ気にならなければ本格的な串焼きバーベキューに最適と言えるでしょう。
デメリットとしては竹串と比較して一本あたりの値段が高価なこと。しかも重量があるため多くの本数が必要となる場合は用意するのにコストが掛かってしまいます。
どんなバーベキュー串がいいのか
・長さ
素材による違い以外にも注目したいのがバーベキュー串の長さや形状です。短すぎると当然焼きにくくなってしまいますし、あまりにも長すぎてもグリルやコンロからはみ出てしまって不便です。ご自分の使用するアイテムに合った最適な長さのものを選びましょう。
・形状
バーベキュー串にはシングルとダブルがあります。シングルはシンプルな定番の形状で価格も低く、手軽に入手が可能です。ダブルは二本の串で具材を支えるため大きい具材を焼くのにも適していますし、焼いている最中にくるくると回ってしまうことを防ぐことができます。
ちょっと変わったバーベキュー串
定番のシングルやダブルの串だけではなく他にも一風変わったバーベキュー串があります。例えば先端がフォークになっていて伸縮する、ソーセージなどを焼くのに最適なバーベキューフォーク。
先端が複数あるので色々な具材を刺して焼くことができる独特な串や、大人気のスモアを作るための焼きマシュマロ用のバーベキューフォークなど、用途によって見た目にも楽しいバーベキュー串が存在します。
100均を活用しよう!
100均には串焼きバーベキューに役立つものが数多くラインナップされています。店舗によっては鉄串を取り扱っているところもありますので数が多く必要な場合は100均を上手く利用することでコストを抑えることができるでしょう。
【コラム記事:100均で揃う!? 手軽に始める100均バーベキュー】
あると便利な串焼きバーベキューアイテム
バーベキューラック
串焼きバーベキューをするにあたってあると便利なアイテムがあります。まずはバーベキューラック。串焼きをしている時に持ち手が熱くなるのを防いでくれると同時に具材をラック上で回すことでまんべんなく具材に火を通すことができます。
かんたん串刺し機
串焼きバーベキューの準備を快適にしてくれるのがかんたん串刺し機。具材を串に刺すのは非常に手間がかかるものですが、かんたん串刺し機を使用すれば早く簡単に具材を串に通すことができます。
串焼きバーベキューを美味しく作るコツ
串の刺し方
バーベキューで具材を串に刺す時に何も考えずに刺してしまってはいけません。刺した具材が抜けて落ちてしまうのを防ぐために一番上にはストッパーになる肉やかぼちゃなどの素材を刺すようにしましょう。その際に金属の串は先端を貫通させること。先端からも串が熱せられることで具材によく火が通ります。
具材の切り方
具材は火の通りやすさを考えて具材ごとに大きさを揃えましょう。大きさにムラがあると火の通り具合に差が出でてしまいます。また、大きく切りすぎてしまうと食べる時に困ってしまうので大きさは程々に。
彩り豊かに
色とりどりの具材を使用することで見た目にも映える串焼きを作ることができます。火の通り方の差を考えて具材の大きさを調整しましょう。
具材の下ごしらえ
ジャガイモやニンジンなど、ただ串に刺して焼いただけではなかなか芯まで火が通りにくい食材に関しては下茹でしておくなどの下ごしらえをしておきましょう。この際茹で過ぎてしまうと焼いた際に崩れてしまうので注意してください。
食材を同じもので揃える
あまりバーベキューに慣れていない人はいっそのこと具材ごとに串に刺してしまうというのも一つの手です。この方法であれば大きささえ揃っていれば火の通り具合に差が生じないため、効率的に焼くことができます。
具材にオリーブオイルを塗る
準備したり焼いたりしている最中に野菜がしおれてしまって美味しくなさそうになってしまう場合はあらかじめ野菜にオリーブオイルを塗っておくのがおすすめです。水分やうま味をオリーブオイルが逃さないように保護してくれる上にツヤが出てジューシーな見た目に仕上がります。
おすすめ串焼きレシピ
スパイシーの香りが高い「インド風の串焼き」
スパイスがしっかり効いたインド風の肉の串焼きです。具材をそのまま刺して焼くことの多いバーベキューにおいて見た目も味もインパクト抜群。バーベキューがマンネリ化してしまいそうな時に活躍してくれます。
チーズフォンデュとあわせて
アウトドアでチーズフォンデュを作るのも定番になりつつあります。バーベキューにおいても焼いた具材をそのままチーズにつけてみんなでワイワイと楽しむことができます。
ケバブ風串焼き
ひき肉に玉ねぎやパン粉、カレー粉などを混ぜて焼き、ヨーグルトソースにつけて楽しみます。普通のバーベキューとは一線を画す味を楽しむことができます。
まるでイタリアン。「ズッキーニとチーズの串焼き」
ズッキーニの上に味噌とチーズをトッピングして焼いたまるでイタリアンのような一品。見た目も華やかで大人数でのバーベキューでも盛り上がること間違いなしです。
まとめ
定番だからこそ初めて挑戦して失敗してしまったり逆にマンネリ化してしまうことのある串焼きバーベキュー。串にこだわったりこれまでに無いレシピに挑戦してみることで新しい焼きバーベキューの楽しさを発見してみてください。
参考サイト
https://happycamper.jp/_ct/17520766
https://happycamper.jp/_ct/17520766/p2
https://macaro-ni.jp/57565
https://macaro-ni.jp/57565?page=3
https://hinata.me/article/864729270998504414