バーベキューで美味しいピザを楽しもう!
日本人の多くが大好きなピザ。最近では自宅に本格的なピザ窯を構えて自家製のピザを楽しむ人も増えています。そんなピザをバーベキューでも楽しめたら最高だと思いませんか? ここではバーベキューでピザを楽しむための様々なアイデアをお伝えしていきます。
バーベキューでピザを楽しむ方法
バーベキューでピザを楽しみたい! そう思ったとして、屋外のバーベキューでどうやってピザを用意するのかという問題が出てきます。それではバーベキューでピザを楽しむ手段について考えていきましょう。
完成品を持ってきて温める
最も手軽でピザのクオリティも確保できる方法がこちら。
スーパーなどの出来合いのピザを買ってきてもいいですし、デリバリーのピザを注文して持ってくることも可能。
温める際に焦がさないようにさえすれば問題なくピザを楽しめるでしょう。
普段食べ慣れたピザでもバーベキューの場で食べればまた違った美味しさが楽しめてしまいます。
冷凍やチルドのピザを焼く
生地もあって具材も乗って後は焼くだけ、というタイプのピザは最近種類も豊富になってきています。
食べる前に自分で温めることを前提に作られた商品ですので手軽でかつ美味しいピザを楽しむことができるでしょう。
そのままでもいいですし、トッピングを自分で追加して楽しむこともできます。冷凍ピザの場合は温める前に自然解凍しておきましょう。
本格的に生地から作る
生地から始めてその場でピザを焼くとなると上記2つの方法に比べて手間は格段に上がってしまいます。
ですがピザの生地を作るのは手順に従って作ればそう難しいことではないので、せっかくのバーベキューをより思い出に残る形にしたいと思うのであれば挑戦してみるのもいいかもしれません。
特にお子さんがいる場合は楽しく一緒にピザを作る方が喜んでもらえるでしょう。バーベキューの現地に行く前に家で生地を作っておくといいでしょう。
ピザ生地の作り方
【材料】
・強力粉 250g
・塩 3g
・ドライイースト 6g
・ぬるま湯(40度前後) 150g
・オリーブオイル 大さじ1杯
【作り方】
1.上記の材料を全部ジップロックに入れます。
2.口をしっかり閉じて粉っぽさがなくなるまでしっかりとこねます。
3.懐に入れたり日光が当たる暖かい場所に置いたりして30分ほど発酵させます。
4.しっかり膨らんだことを確認したら打ち粉をまいたシートなどに生地を出し、適量に分けて生地を伸ばします。
5.縁が盛り上がるように形を作れば完成です。
ピザ生地だけ用意する・代わりのものでピザ生地を代用する
生地を粉から作るのは流石にちょっと、という方にはすでに完成したピザ生地だけが販売されているのでそちらを使用することもできます。
好きなソースや具材をトッピングすれば手軽にオリジナルのピザを作ることが可能です。
あるいは餃子の皮などを利用して一風変わったミニピザを作ることも。
【コラム記事:いつもと一味違うBBQを楽しもう!】
ピザの焼き方について
アウトドア用ピザ窯を使う
ピザを焼くのに最適なのはピザ窯であることは言うまでもありません。
ですがバーベキューをする場で本格的なピザ窯なんて用意できるわけないと多くの方が思われることでしょう。
しかしアウトドアでピザを楽しむためのピザ窯というのは実は数多く生み出されています。
移動可能なサイズながら高い温度でしっかりピザを焼いてくれるものや、バーベキューコンロの上に置くだけでコンロがピザ窯になってしまうようなものまで、自分の用途に合わせて最適なピザ窯を選んでください。
アルミホイルにくるんで焼く
若干力技な感じもするシンプルな方法です。出来上がっているピザを温め直すのには向いているかもしれません。
しかし少しでも炭火が強いとすぐにピザの底が焦げてしまうので注意が必要です。
道具を使う他の方法と組み合わせるのが最適でしょう。
スキレットなどを使用する
アウトドアの基本アイテムであるスキレットやメスティン、ダッチオーブンなどのクッカーを使用する方法。熱伝導率に優れたアイテムが多いので火力さえ間違えなければ外はカリカリで中はもっちりのピザが作れるかも。
炭火用のピザ焼き専用プレートなどもあるので探してみてください。
手作りのピザ窯を用意する
最近目にするようになったのが手作りのピザ窯。
それも耐火レンガを使用するようなものではなくダンボールとアルミホイルで作ったお手軽なものです。
そんなのでピザが焼けるの? と思われるかもしれませんが、しっかりと美味しいピザを焼き上げることができるということで作ってみる人が増えています。
本当に小学生の工作レベルの作業で作ることができるので興味を持たれた方は是非挑戦してみてください。
ピザの主な種類とトッピング
ピザのトッピングは自由です。シーフードでも肉でも溢れんばかりのチーズでも、自分の好きなものを好きにトッピングできる自由さがピザの魅力です。
とはいえ何を乗せるのか迷ってしまう人もいることでしょう。そこで主だったピザの種類とそのトッピングに関して調べてみました。
マルゲリータ
王道中の王道。ピザと言えばマルゲリータという名前を知らずともこれを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
トマトソースの上にモッツァレラチーズとバジルを乗せたシンプルなピザですが、バジルの緑、モッツァレラチーズの白、トマトの赤でイタリア国旗のトリコロールカラーになっています。
芸術文化の振興や慈善活動に心血を注ぎイタリア国民に慕われた19世紀のマルゲリータ王妃の名前が由来となっています。
マリナーラ
イタリア語で「船乗りの」を意味するマリナーラ。
トマトソースにニンニクとオレガノをトッピングしてオリーブオイルをかけただけという極めてシンプルなピザです。
シンプルな分ごまかしが効かない玄人好みのピザと言えるかもしれません。
ディアボラ
イタリア語で「悪魔の」を意味するディアボラ。
一見怖そうな名前に見えますがその名前には諸説あります。
イタリアの郷土料理ディアボラという鶏肉料理の鶏が悪魔のように見え、そこに由来するという説、唐辛子を使ったこのピザの辛さで口が焼けたようになるからという説など面白い説がいくつもあります。
主なトッピングはチーズ、トマトソース、サラミ、チキン、唐辛子など。その名前の通り悪魔的な美味しさでハマる人が続出しているんだとか。
クアトロ・フォルマッジ
イタリア語で「4 種のチーズ」を意味するクアトロ・フォルマッジ。
その名の通りチーズ好きにはたまらないチーズを心ゆくまで堪能できるピザと言えます。
ゴルゴンゾーラ、モッツァレラ、パルミジャーノ・レジャーノ、タレッジョ、グラナ・パダーノなどなど。お好きなチーズから4種類選んでトッピングしましょう。
ビスマルク
鉄血宰相として歴史に名を残すプロイセンの首相ビスマルクの名を冠したピザです。
元々彼が目玉焼きの乗ったステーキを好んだことからこう呼ばれています。
ピザ以外にも目玉焼きの乗っているビスマルク風と呼ばれる様々な料理が存在します。主なトッピングはモッツァレラチーズ、ベーコン、アスパラガス、半熟卵など。真ん中に乗った卵のおかげで見た目にも可愛らしい定番のピザです。
ボスカイオーラ
イタリア語で「木こり風」を意味するボスカイオーラ。キノコをたっぷり使ったソースやそのソースを使った料理全般をこう呼びます。
もちろんボスカイオーラピザもキノコをたっぷり使ったピザのこと。
エリンギ、舞茸、シメジ、ポルチーニ茸、マッシュルームなどお好みのキノコをたっぷり用意しましょう。
それ以外にツナやベーコン、チーズなど。とにかくキノコが主役ですのでキノコの美味しさが際立つトッピングにしましょう。
ペスカトーレ
パスタにもあるペスカトーレはイタリア語で「漁師」を意味します。
元々はペスカトーレ島の漁師が余ってしまう魚をトマトと一緒に煮込んだ漁師めしが由来。
その由来の通りトマトソースに様々な魚介をふんだんに使用したピザになります。
エビやイカ、ムール貝やアサリなどのお好みの魚介類にニンニクや唐辛子などを合わせてトッピングしましょう。
パルマ
美食の都パルマの名を冠したピザです。生ハムとルッコラ、チーズを組み合わせたシンプルなピザです。
生ハムの塩味とピザ生地の相性は抜群で、シンプルである故に飽きのこないピザになります。
オルトラーナ
「菜園風」を意味するオルトラーナは野菜たっぷりなヘルシーなピザ。
ズッキーニやパプリカ、ナス、じゃがいもなどの地中海野菜をたっぷり使うので彩り鮮やかです。
ガッツリした味の多いピザの中であっさりと食べられる一品になります。
まとめ
ピザというと室内で食べるイメージが強いかもしれませんが、バーベキューなどのアウトドアでも十分楽しめる上に非常に盛り上がる料理と言えます。
一味違ったバーベキューを楽しみたいという方は是非ともピザを試してみてください。
参考サイト
https://happycamper.jp/_ct/17367618
https://sotorecipe.com/magazines/camp-pizza
https://mamagirl.jp/0000210108