思いがけない雨。せっかくのバーベキューどうする?

楽しみにしていたバーベキュー。道具も準備してバーベキュー場も予約して食材の調達の目処も立って、後は当日を待つばかり。なのに当日の天気予報がまさかの雨!
せっかくバッチリ準備したのにこのままバーベキューを諦めるしかないのでしょうか。何か雨の日にバーベキューをする方法はないのでしょうか。
今回は誰でも直面する可能性のある雨の日のバーベキューに関して調べていきます。
目次
バーベキューの予定だったのに雨が降ったらどうする
中止する
身も蓋もない話ですが雨の中で行うバーベキューはとても大変。ここは潔く諦めて中止してしまうというのも一つの手です。
楽しみにしていたバーベキューを中止にするのは残念ですが、食材があるならそれを使って豪華な料理を作って楽しみましょう。
延期する
雨であれば別の日程にスケジュールを変更するのが一番無難でしょう。しかし大人数であったり複数家族で開催予定であった場合はスケジュールの調整がつかない可能性もあります。
後腐れの無いようによく話し合って意見の統一を図りましょう。
場所を変える
雨であれば仕方ないのでバーベキューする場所を変更する事も考えましょう。自宅に雨をしのげるようなガレージや駐車場があるのならそこでバーベキューをするのも楽しいです。
ただし家でのバーベキューはバーベキュー場とは異なる注意点があるので気をつけましょう。あるいは家ではなく全天候型のバーベキュー場に変更することも視野に入れてください。
【コラム記事:夏は自宅で楽しむ!庭バーべキューのススメ】
雨天決行!
いまさら日程変更は無理だしバーベキュー用の食材も処理するには多すぎる。雨であってもバーベキューするぞ! という剛の方もいらっしゃるでしょう。
雨でもしっかりと雨用の備えをすればバーベキューを楽しむことは可能です。もちろん雨の度合いによってはどんなにバーベキューをしたくても安全のために諦めるようにしましょう。
雨の日にバーベキューをするには
雨よけを用意
雨の日にバーベキューをせざるを得ない状況になったとして、最も重要なのは当然雨に濡れないスペースを作り出すことです。バーベキューで最低限必要となるスペースは調理スペースと食事スペース、そして荷物スペースです。
このスペースさえ確保できれば何とかバーベキューを行うことが可能。ですが雨は横からも入ってくるのでスペースは余裕を持った広さを確保してください。
全天候型のバーベキュー場を予約
バーベキューをするにあたって雨による中止という悲劇を免れるのに最も適している方法は、全天候型のバーベキュー場を予約することです。露天のバーベキュー場に比べて開放感という意味では一歩譲るところがあるかもしれませんが、突発的な天候不良に強いというのは非常に大きなメリットになります。
ガスコンロを使う
雨が降っている時のバーベキューでは基本的に炭は使えません。どれだけしっかり雨を避けられる調理スペースを確保しても、湿気を吸ってしまった炭に火を着けるのは容易ではありません。
そこで活躍してくれるのがガス式のバーベキューコンロ。ガス式のバーベキューコンロであれば雨が降っていて空気が湿気で一杯でも問題なく安定して火を使うことが可能になります。
雨の日に気をつけたいこと
雨の日に行うバーベキューではいつものバーベキューでは想定しない問題が発生します。雨の日のバーベキューで気をつけておきたい問題にはどのようなものがあるでしょうか。
子供が飽きる
バーベキューとは言っても何も食べることだけが目的ではありません。
都会の喧騒を離れ自然の中で自己を開放すること。遮るもののない空を見上げて心をゆったりさせること。そして子供達は街中では考えられない広々とした世界で元気いっぱいに遊び回ること。バーベキューではそういった特別な時間を味わうことも醍醐味の一つと言えます。
ですが残念ながらそういった時間が楽しめるのは悲しいことに晴れの日のバーベキューであることが前提になります。雨の日のバーベキューでは子供達は大人が準備している間も遊び回ることができません。
暇を持て余した子供達が早々に飽きてしまわないよう、暇つぶしのグッズを用意するなり調理を手伝ってもらうなりして、退屈させないようにしてあげましょう。
雨対策が大変
上からの雨を防いだとしてもアウトドアでは流れてきた雨で足元がぬかるみ始めます。油断しているといつの間にか雨が降り込んで荷物がびしょ濡れになっていたり。雨対策は厳重にしてしすぎるということはありません。
濡れて困るものは防水のケースに入れたりシートで覆ったり、足元は長靴を履くなどして不快な思いをしないで済むように対策しましょう。
撤収は早目に
雨の日のバーベキューでは運んできた機材が濡れることもあって片付けには普段以上に時間がかかります。日が沈むと思っていた以上に気温が下がってしまうので体が濡れていると風邪を引いてしまうかもしれません。
そういったことを想定して雨の日のバーベキューでは撤収時間はいつもより早目にしておきましょう。
メニューを工夫
雨の日のバーベキューでは広々としたスペースを確保することが中々難しくなってしまいます。炭火も基本使えませんので、グリルで肉を焼きながらダッチオーブンやその他の調理器具を並行していくつも使用するといったこともできません。
多くの調理器具を使わずに済むようにメニューを工夫しましょう。夏でも雨の日はひどく冷えたりもするのでお湯さえあれば作れるカップスープなどは非常に重宝します。
雨の日のバーベキューで必要になるもの
タープ
雨の日のバーベキューで絶対に必要になるものがタープです。タープと聞いてもどんなものかわからないという方もいらっしゃると思いますが、タープというのはアウトドアで日よけや雨よけを目的として張られるアイテムのこと。
テントと組み合わせて使用される場合もありますが、単独でももちろん使用できます。サイドシートが付いているものであればより効率的に雨を防いでくれるでしょう。その際は換気と飛んだ火の粉でタープが傷んでしまわないように十分気をつけてください。
雨の日にタープを張る場合は地面が柔らかくなっているためペグが上手く刺さらない、タープ上に水が溜まって崩壊してしまう、などのトラブルが想定されるので、タープを張る際に複数のペグや重しで補強したり、水が溜まっているようであれば都度排水するようにしましょう。
レインウェア・長靴
レインウェアと長靴も用意しておきましょう。レインウェアというといわゆる雨合羽を想像して蒸れたり動きにくかったりすることを想像するかもしれませんが、現在では雨は通さないのに内部の湿気は逃してくれる防水透湿素材のウェアがあり、快適ながらデザイン的にも優れた商品が多くあります。
ガスコンロ
炭火が使えないことを前提に雨の日はガス式のバーベキューコンロを使用しましょう。炭火でしか出せない味というのは間違いなくありますが、ガス式のコンロであれば初心者には難しい火起こしや火加減の調整も簡単に行えるので、炭火よりも調理は簡単です。
防水バッグ
雨に濡れたら困るものを入れるのはもちろんのこと、濡れてしまったものをまとめて入れるのにも防水バッグは便利です。大きなものを用意して濡れた服などをまとめて入れてしまえば撤収時に手間が省けます。
ブルーシート
濡れたら困るものを包む、タープとつなげて雨を避けられる範囲を広げる、車の荷台に敷いて撤収時に荷物を積んだ際に車が汚れるのを防ぐなど、雨の日のバーベキューではブルーシートは大活躍してくれます。
タオル・雑巾類
言わずもがななタオル類。体などを拭くためのきれいなものとグリルなどを拭くための汚れても構わないものの2種類を用意しておきましょう、足りないと非常に困るので余ること前提の気構えで多目に用意しておきましょう。
雨でもバーベキューができるスポット
ここからは各地の雨の日でも楽しめるバーベキュースポットをご紹介します。
【北海道】北海道立宗谷ふれあい公園
【福島】美野苑
【東京】都会の農園 バーベキューテラス
【大阪】森とリルのBBQフィールド
【広島】恋文字公園
【愛媛県】ゆうぼくの里
【福岡】グリーンピアなかがわキャンプ村
【福岡】のこのしまアイランドパーク バーベキューハウス
BBQ王出張バーベキューサービス
BBQ王ではタープの無料設置サービスにより雨天時でもバーベキューを開催することが可能です。安心してバーベキューをお楽しみになりたい方は是非ご利用ください。
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まとめ
雨が降っても必ずしもバーベキューを諦める必要はありません。どうしても雨でもバーベキューがしたいというバーベキュー愛があふれる方は、タープなど万全の準備を整えて雨の中でのバーベキューを楽しんでください。
参考サイト
https://bigvo.net/camp/topic/rain-681/
https://bavi.jp/contents/bbq-rain-measures/
https://kurashi-no.jp/I0034076
https://bbq-net.com/