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2022.11.25

夏は自宅で楽しむ!庭バーべキューのススメ

室内バーベキューの様子

専用のバーベキュー場ではなく自宅のお庭やガレージで楽しむ庭バーベキュー。
手軽でありながら最高に盛り上がることのできるイベントとして家族や友人と庭バーベキューを楽しみたいと思っている方も多いと思います。

しかしながら手軽な反面、庭バーベキューだからこそ発生してしまう様々な問題も存在するのも事実。
ここでは庭バーベキューの基本的なコツから絶対に知っておくべき注意点まで、庭バーベキューを楽しむための情報をお伝えしていきます。

庭バーべキューのここが最高

移動の手間が省ける

バーベキュー場への移動は結構大変。運良く家から近ければいいですが、大抵は荷物と人を満載して、場合によっては複数台で現地まで移動しなくてはなりません。

しかし行きはまだしも盛り上がって疲れ果て、なおかつお腹もいっぱい、という状態での帰り道は中々辛いものがあります。

ですが自宅の庭で行う庭バーベキューならその心配は必要ありません。
行き帰りの移動時間もかかりませんし、疲れたら家のリビングで休むことも可能です。

道具や食材の運搬が楽

バーベキュー場でバーベキューをする場合、人数分の食材とコンロ、その他必要なアイテムを車に載せて運んで現地でまた下ろして・・・と結構な重労働になったりします。

しかし庭バーベキューであれば必要なアイテムは少なくて済みますし、運搬の労力もかかりません。

大型の道具が使用できる

バーベキュー場まで運ぶのが大変で積載量の関係で持っていくのを諦めるような大型のアイテムでも、庭バーベキューならば使用できます。
テントやタープ、おしゃれなテーブルなどを設置して、自宅の庭にいながら非日常的な空間を演出することも。

下ごしらえが簡単

バーベキュー場でのバーベキューでは現地でできることには限界があるため、可能な限り自宅である程度食材の下ごしらえをして行く必要があります。
しかし庭バーベキューでは最初から最後まで自宅の台所を使用できるため、食材の下ごしらえも効率的に行なえます。

食材の管理が楽

バーベキュー使用する食材の中には、当然生の肉や魚介類が含まれます。
しかしこれらは暑い季節にはその管理に非常に気を使うもの。うっかり適当な管理をした日にはバーベキュー場に到着してバーベキューを始めるまでに食材が傷んでしまうなんていうことも……。

しかし庭バーベキューならばそんな心配はありません。食材は自宅の冷蔵庫に入れておいて、必要になったら取り出せばいいだけ。
非常に手軽ですし安心です。

家の設備が使用できる

最近では快適さを兼ね備えた施設が付随するグランピングが流行しているように、アウトドアでも利便性や快適さが求められています。
上記の台所や冷蔵庫のように、庭バーベキューであれば自宅にいるわけですから疲れたら休むこともみんなでテレビを見ることもお風呂を使用することも可能。

延長コードを使用すれば電気の心配もありませんから、本当に快適にバーベキューを楽しむことができます。

忘れ物の心配が無い

バーベキュー初心者であろうとバーベキュー経験者であろうと避けられないのが「うっかりの忘れ物」。
食材や道具など必要なものが多岐に渡るバーベキューでは、注意していてもいざ現地に到着してから忘れ物に気づくということはままあります。

それが無くてもどうにかなるものならまだしも、タレであったりメインの食材であったり飲み物であったり、無くてはそもそもバーベキューができないものであった場合は大変です。
自宅に取りに帰るか近隣の店舗で調達するか、いずれにしても余分な手間がかかってしまいます。

ですが庭バーベキューであれば当然そんな心配はいりません。無ければすぐに取って来ればいいだけですから、気楽にバーベキューの準備をすることができます。

 

庭バーべキューでの注意点

ここまで庭バーベキューの素晴らしさを書いてきましたが、庭バーベキューにもデメリットが全く存在しないわけではありません。
それどころかしっかりと理解して注意しておかないと大きな問題になってしまう可能性もあります。
楽しい庭バーベキューで人生が狂ってしまわないように注意点をきちんと理解しましょう。

庭バーベキューは違法?

そもそも庭で火を起こしてバーベキューをするのは違法なのでは? という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
自宅でバーベキューをすること自体は別に違法ではありません。

しかし火を扱う以上失敗すれば火事の危険性もありますので節度を持って庭バーベキューを楽しみましょう。

庭バーベキューではご近所に配慮を!

自宅でバーベキューをするにあたって一番重要な注意点は、ご近所にしっかり配慮することです。
自宅の敷地内だからといって、住宅地に住んでいるならもちろん、集合住宅ならなおのこと何でも好き放題にしていいわけではありません。

庭バーベキューをするにあたってご近所に配慮すべき注意点を理解しておきましょう。

・「煙」
バーベキューをすると当然のことですが煙が出ます。
この煙が周辺の住宅に拡散すれば単純に煙たさに眉をひそめる人もいるでしょうし、家の壁や洗濯物に煙の臭いが付いてしまって取れないという事態も考えられます。

煙の出にくい燃料を使用したり無煙コンロを使用するなどの対策を取り、可能な限り煙を出さない配慮をしましょう。

また、 換気していない室内でバーベキュー(特に炭で火おこし)をすることは一酸化炭素中毒などの事故の原因にもなりますので注意してください。
毎年室内やテントによって数件このような事故が起きてしまっています。

・「臭い」
バーベキューをすれば当然臭いも出ます。煙の臭いだけではなく焼いた肉や魚の臭いも一緒に拡散されます。
煙を抑えるようにすれば自然と臭いの拡散も抑えられるはずですが、周囲の家が洗濯物を干しているなどの場合は注意が必要です。

焼き肉に行った時に着ていた服の匂いが中々取れないように、バーベキューの匂いも付いてしまうと非常に厄介なものになります。

・「騒音」
家族や友人との楽しいバーベキューだからといって大騒ぎするのは厳禁です。
特に静かな住宅街や集合住宅などの場合は大きな声で話していないつもりでも複数人で喋っている声というのは結構目立つものです。

お子さんがいる場合はバーベキューにはしゃぎ過ぎて騒がないように注意を払っておきましょう。大きな音で音楽をかけたりするのもNGです。

・「灰の処理」
炭を使用する場合は周辺に灰が飛散する可能性も考慮しておかなくてはなりません。
必要以上にうちわで扇いだりせず、炭を処理する時は火消し壺を使用するなどの対策を取りましょう。

・「駐車スペース」
家族だけでやるなら問題ありませんが、友人も招いての庭バーベキューとなると駐車スペースの問題が出てきます。
自宅の駐車場に余裕があるか近所にコインパーキングがあるならば問題ありませんが、そうでない場合自宅周辺に路駐するのはたとえ一台でも近隣への大きな迷惑になってしまいますので絶対にしないようにしましょう。

・「焚き火」
アウトドアの雰囲気を楽しんだり直火で本格的に肉を焼いてみたい、ということで焚き火をしたいと思うかもしれません。
しかし多くの自治体では焚き火そのものを禁止にしているのが実状なので、住んでいる自治体によく確認しましょう。

もし焚き火OKでも火を焚くというのは関係無いご近所の人からすれば怖いもの。いざという時の消火の用意はもちろん、ご近所に一言声をかけておくなど細心の注意を払って行うようにしてください。

・「時間帯」
夜遅くにバーベキューをするというのは当然迷惑なもの。ですが昼間だからといって問題無いとは限りません。
夜勤の方で昼間に寝ておられる方や自宅で療養されている方など、早い時間帯であっても就寝している人がいるかも知れません。
そういう可能性も考慮してやはりうるさくならないようにバーベキューを楽しみましょう。

虫よけは入念に

キャンプ場やバーベキュー場と違って自宅の庭だからといって、油断して虫対策をしないなんてことの無いように注意してください。
夏場であれば長時間外にいれば驚くほど虫に刺されてしまいます。痒みや痛みがひどくなればせっかくの庭バーベキューの思い出も台無しになってしまうので、そうならないように虫対策はしっかりと行いましょう。

火の取り扱いには注意

バーベキュー場であれば火を取り扱うことを前提とした作りになっていることがほとんどですが、自宅の庭はそうではありません。
例えボヤでも大きな騒ぎになってしまいますし、万が一大きな火事になって周辺に延焼でもしてしまえば取り返しのつかないことになります。

バーベキューをする周辺からあらかじめ草や枝などの可燃性のものを掃除しておくことはもちろん、いざというときのために消火器や消火用の水などをしっかり用意しておきましょう。

 

庭バーべキューのコツ

庭バーベキューに最低限必要なアイテム

庭バーベキューはバーベキュー場での本格的バーベキューより簡単な準備で済むのが利点。
肉を焼くためのコンロやトング、軍手、テーブルと椅子、炭を処理するための火消し壺、炭などの燃料や着火剤、そしていざという時の消火用具さえあれば手軽に行うことができます。

余裕を持った計画を立てよう

初めて庭バーベキューをする場合、終了が夜遅くまでずれ込まないように時間に余裕を持って動くことが重要です。
特に初心者の人は火起こしに意外と時間がかかるということを見落としがち。
火起こしに苦戦してしまって本番の具材を焼く時間が短くなってしまわないようにしましょう。
【コラム記事:初心者でも簡単・安全に火起こしを行う方法】

凝ったメニューを作ろう

バーベキューだからといって肉や魚を焼かなくてはならないという決まりはありません。
自宅の台所が使用できるという庭バーベキューの最大の利点を活かして普通のバーベキューでは作れない凝ったメニューを作るのも楽しいもの。
鍋物やチーズフォンデュなどであれば大人数で食べても盛り上がりますし、煙などの心配も格段に小さくなります。

用意する食材は程々に

初めてのバーベキューで気合を入れ過ぎてしまって、肉も野菜も魚介類もと食材を過剰に用意してしまうという失敗もよくあるもの。
しかも焼いてしまった後でその事に気づいてしまっても後の祭りです。

少し足りなくても冷蔵庫に残っていたもので何とかできてしまうのも庭バーベキューのいいところ。
張り切り過ぎずに本当に必要な食材を用意するように心がけましょう。

 

庭バーべキューのおすすめアイテム

コンロ

庭バーベキューで使えるコンロは大型の本格的なものから小型のものまで様々なものがあります。
必ずしも炭を使用するものにこだわる必要は無く、ガス式や電気式のものでお構わないでしょう。

試しにやってみたいという程度であれば使い捨てのバーベキューコンロを使用するのもありです。
無煙コンロを使用すれば煙や臭い対策としても有効です。
【コラム記事:購入する前に読んでほしいバーベキューコンロおすすめの選び方か】

テーブル・椅子

普段使っているものを利用するという手も無いわけではありませんが、よりアウトドア感を楽しみたいのであれば椅子とテーブルにはこだわりたいところ。
折り畳みできる軽量なものや椅子とテーブルとが一緒に収納できるものであればバーベキューが終わった後しまっておくのに便利です。

タープ

アウトドア感をさらに高め非日常感を演出してくれるアイテムがタープ。
タープを張るだけでキャンプのような雰囲気が出ますし、サイド付きの半室内のようになるタープであれば周囲からの視線を遮り、音や煙、臭いの拡散を軽減してくれます。

ランタン

夜の庭バーベキューでは明かりが重要。そこでオススメなのがランタンです。
懐中電灯ではあまりに味気無い雰囲気になってしまうところをランタンにするだけで一気にオシャレな雰囲気に。
本物の火を使わないLED式のものでも炎のように明かりが揺らぐものもあり、見つめているだけで心安らぎます。

 

まとめ

庭バーベキューをやってみたいと思いながら二の足を踏んでいる人も多いかもしれません。起こりうる問題を理解してきちんと準備と対策をすれば、庭バーベキューは最も簡単に楽しめるアウトドアと言えます。マナーを守って自宅の庭でバーベキューを楽しんでください。

参考サイト

庭でバーベキューは最高!必要なものリストとおしゃれなグッズを紹介【苦情対策付き】


https://www.bbqbbq.net/post/detail/128
https://hinata.me/article/983815006313222889
https://kurashi-no.jp/I0034756
https://www.iaifa.org/barbecue/

トラブルを避けるには?自宅の庭でBBQをするとき注意すべきポイント4つ

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