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2022.04.02

海鮮バーベキュー

魚介盛り合わせ

【海鮮バーベキューの基本】調理方法や必要なものをご紹介!

皆さん、バーベキューといえばどんな食材を思い浮かべるでしょうか?やっぱりバーベキューとなると定番食材であるお肉や野菜をつい想像してしまいますよね。海鮮バーベキューはあまり馴染みが無かったり、行うにあたって手間がかかりそう、下処理や焼き方が分からない、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、そんな方たちのために初心者でもすぐに実践できる海鮮バーベキューについてご紹介していきます。

海鮮バーベキューでは何が必要?

バーベキューを開催するにあたって、一番に行うことは道具や食材を揃えること。当日の天候や行う場所、人数をしっかりと把握し何が必要かをきちんと整理しましょう。こちらでは、最低限必要な道具をご紹介していきます。もっと詳しく知りたい方などは、こちらのページにチェックシートなどもご用意していますので参照してみてください。

→初心者でも安心!バーベキューを行うための必須アイテム

バーベキューコンロ

食材を調理するときに必須の道具です。コンロがなければバーベキューは始まりません。コンロには炭焼き用のコンロやキャンプに最適な薪を燃やせるものなどたくさんの種類があります。場所によっては脚付きコンロの使用しか許可されていないところもあるので、しっかりチェックしておきましょう。

網(魚介専用の網※匂いが残りやすいため)

網はバーベキューコンロの上において使用するものです。海鮮バーベキューで網を用意する際は、魚などの匂いが残りやすいため魚貝専用の網を用意し、海鮮以外の食材で使いまわすのは極力控えましょう。

炭は火をつけるための燃料となります。炭には多くの種類があり、火の付きが良く手頃の価格で手に入る木炭や火持ちが良く立ち消えのしにくい黒炭など、特徴が違ってくるので開催目的や人数によって選ぶとよいかもしれません。また、炭は古いものを使用すると火起こしをする時に湿気で火が付きにくい状態となってしまうため、購入する際は製造されてから日が浅いものを選ぶようにしましょう。

トング

トングは食材を焼く時や炭を扱う時に使用します。用意する際は、食中毒の危険性を避けるために魚介用と野菜用を別々で揃えるようにしましょう。また、トングはできるだけ柄の長いものを選ぶと火傷等の怪我をする心配もないでしょう。

軍手・グローブ

軍手やグローブもトングと同様に炭を扱うときや食材を焼く時に使うアイテムです。直接、手で炭を扱ってしまうと手が黒く汚れてしまったり、火のついてる炭を移動させる際に火傷をしてしまう危険性もあるため軍手やグローブを揃えておきましょう。軍手は、炭用とは別に貝類を焼く時に使用する専用のものも準備しておくと良いでしょう。

着火剤

スムーズに火起こしを行うためにもマストなアイテムとなります。火起こしにはいろんな方法があるためニーズに合わせて着火剤や新聞紙、バーナーなどを揃えるようにしましょう。火起こしの詳しい詳細についてはこちらのページに記載しているのでぜひ参考にしてみてください。

→【BBQ火起こし】初心者でも簡単・安全に火起こしを行う方法

ライター・バーナー

コンロに並べた新聞紙などに着火する際に使用します。炭を直接炙り着火する際はバーナーを使います。ライターを揃える際は、火傷の危険性を考慮し柄の長いものを揃えるようにしましょう。

その他

・手袋
貝類を食べる時などにビニル手袋などをつけておくと手を汚すことなく召し上がれるのでおすすめです。

・ゴミ袋
バーベキューを行う場所によってはゴミ回収を各自で行わないといけません。バーベキューではどうしても大量のゴミが発生してしまうため、予め準備しておきましょう。

・アルミホイル
アルミホイルは、ホイル焼きなどの調理をする時に使用します。色々なレシピを楽しみたい方などは用意しておくと良いかもしれません。

・調味料
好みの味付けに調理したいのであれば、醤油やオリーブオイルなどを揃えておくと味のバリエーションも増え、バーベキューも更に盛り上がることでしょう。塩コショウなどの必要な調味料については場所によって提供を行っているところもありますが、事前に下調べをした上で必要であれば用意しておきましょう。

・お皿やカトラリー
食事する際に必要となります。参加人数などを明確にした上で必要な数より多めに準備しておきましょう。また、使い捨てのものはコスパも良く揃えやすいのですが、環境面にも配慮し使いまわしのできるものを用意しておくとエコにもつながります。

海鮮バーベキューをする時の注意点

冷凍された食材は焼く直前に解凍する

バーベキュー当日に冷凍した食材を解凍しながら持ち運ぶ方もいらっしゃるかと思われますが、食中毒は20℃程度で細菌が増殖し始めるといわれています。気温の低い冬場では良いかもしれませんが、夏場は特に気温も高く湿気も多いので食中毒を避けるためにも保冷バックに多量の保冷剤を入れ、持ち運ぶなどの対策を取りましょう。

新鮮な状態を保つ

食材を揃える際は、鮮度の良い魚介を選んでおくと調理もしやすく美味しくいただけます。前日や当日の移動中に市場などで揃えると日も浅いため新鮮で透明感のある魚介をいただくことも可能です。数日前に揃えて冷凍しておく場合、新鮮なまま冷凍できる保存方法もありますので当日のバーベキューで味が落ちてとても食べれる状態ではない、、ということにならないためにも新鮮な食材を選ぶようにしましょう。

トングの使い回しを避ける

調理済みの食材を生物に触れたトングで再び扱ってしまうと細菌が付着し食中毒の原因となります。上記にも記載しましたが、トングで食材を扱う時は、野菜用と魚介用を別に揃え、魚介用は生の食材を扱うものと調理後のものを扱うトングをそれぞれ揃えておきましょう。

まな板や網の使い分け

現地で調理を行う際は、野菜用のまな板と生の食材用のまな板を使い分けるようにしましょう。また、バーベキューで使うまな板は100均のものでも十分使えますので、しっかりしたものよりも持ち運びに便利なものを選んでおくと良いでしょう。また、魚介を焼いた網は生臭い匂いが残りやすく野菜等を焼く際に匂いがついてしまう場合もあります。そういったことを避けるためにも網の使い分けをすると良いかもしれません。

食材を残さない

バーベキューを行う際に多めに持っていくと困らないだろうとついつい大量の食材を持ち運ぶ方もいらっしゃいますが、終盤に差し掛かって結構余ってしまった…といったことを経験した方も少なからずいらっしゃるでしょう。多めに持っていくのは構いませんが、万が一残ってしまった時は持ち帰ることはできるだけ避け、使い切るようにしましょう。一度、火の側においた食材や気温の高い場所に放置しておいた食材は細菌が繁殖している状態なので持ち帰って改めて召し上がる時に食中毒を引き起こす危険性も高まります。予め分量を考慮し、食材を準備するようにしましょう。

海鮮バーベキューの定番食材

エビ

ぷりぷりの食感が大人気の海老は海鮮バーベキューでもマストな食材です。下ごしらえの段階で殻を剥いた方が当日の手間も何かと省けますが、網で焼く時に水分が蒸発しパサパサになってしまいます。より美味しくいただきたい方は、殻ごと調理すると身がふっくらとジューシーな仕上がりになります。

イカ

イカはスルメやイカ焼き、刺身など味のバリエーションも豊富なため、幅広い世代に好まれる食材です。また、お酒のおつまみにもなるためバーベキューも更に盛り上がること間違いなし。イカを美味しく頂くためにも、透明感のある新鮮なものを買い揃えておくことをおすすめします。また、皮が赤黒いイカは鮮度の高い証拠です。こういった見極めができると当日のバーベキューでも更に美味しくいただくことができます。

魚はさんまやイワシ、あゆやサケなど種類が豊富で旬を楽しむ良い機会にもなりますよね。また、魚の炭火焼きはこういった機会にしか味わうこともできません。共通点としてどれにも皮が着いてますが、バーベキューで魚を焼く時に厄介なのは皮が網にひっついてしまうこと。網に引っ付くといったことを避けるためにもいくつかポイントがあります。予め網を十分に熱しておくことやお酢を網に塗っておくなどして皮がくっついてしまうのを防止することも可能です。また、串に刺して炭火でじっくり焼くと贅沢に堪能できるでしょう。

ホタテ

バーベキューでの魚介といえば、ホタテを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。ホタテは焼いても中々口が開かないといったこともありますが、実は口の開かないホタテほど新鮮な証拠です。ただ、口が開かないと手間もかかり大変ですよね。そうならないためにも事前に身を殻から外しておいたり、強火で一気に焼き上げるなどの対策を取ることでスムーズに調理もでき美味しくいただけるでしょう。

カニ

冬のバーベキューなどに人気のある食材のひとつ。特に生から調理するカニは旨味が更に凝縮されて絶品な仕上がりになります。ですが、カニを生から調理するのは手間がかかります。予め下ごしらえの段階で茹でておいた方が調理もしやすく食中毒の心配もないのでおすすめです。また、下茹でした状態のカニは焼きすぎてしまうと身がぱさついてしまうので、温める程度で調理すると良いでしょう。

はまぐり

近年では、漁獲量が減少し日本産のはまぐりは希少価値が高くなっているため、海鮮バーベキューを行う際に中々見かけることも少ないかもしれませんが、汁物や塩焼きにして頂くと身もプリッとしていて絶品ですよね。貝類などは下準備をしておかないと砂が残ってしまっていたりと美味しさを損ねてしまいます。下準備の段階でしっかり汚れを洗い流し、塩水に十分浸しておきましょう。

牡蠣

牡蠣小屋などで新鮮なものをいただける牡蠣は亜鉛を多く含むため摂取量に気をつけたい食材ではありますが、口の中に入れるとまろやかでコクのある旨味が広がり一度食べると止まらなくなってしまいますよね。牡蠣にも多くの種類があり、生でいただくことができる牡蠣などもあります。焼く前にしっかり水洗いをして、殻ごと焼くと口を開けるのが大変ですが、身が縮むことなく張りのある食感を楽しめるのでおすすめの調理法です。

サザエ

歯ごたえがあり、口に入れると広がる磯の香りと甘みのあるのが特徴です。バーベキューで調理する際は、醤油とお酒を入れ壺焼きにしていただくと更に磯の香りが増して大人の味を堪能でき、お酒との相性も抜群ですよね。サザエは活きているうちに調理しないといけないため手間暇が取られてしまいますが、ボイルして冷凍することも可能です。当日焼く時は、泡が出てくるまで十分に焼き、召し上がる際は殻が熱されているため火傷に注意しましょう。

焼き方のポイント・コツ

魚を美味しく焼くには?

魚は網で焼くとどうしても網に皮がくっついてしまうので、串に通し遠火で焼くことをおすすめします。脂分の多い魚などは焦げやすいので注意しましょう。また、網で焼くときは上記でも述べたように網に予め油やお酢などを薄く塗っておきましょう。網においた魚はできるだけ触れないようにすると魚も崩れないのでおすすめです。

貝を美味しく焼くには?

貝類は焼きすぎてしまうと水分と一緒に旨味も蒸発されてしまいます。強火で余分な水分を飛ばし、程よく水分が残っている状態がベスト。また、網の上で焼くときは貝殻が安定しやすい貝を選ぶと焼きやすくなるのでおすすめです。

手軽に海鮮まで味わえるバーベキューレンタルサービス

バーベキューでは、機材や食材を揃える以外にも火起こしや下準備、後片付けなど何かと手間を取られてしまいますよね。こういった手間を省きたい方たちにおすすめなのがバーベキューの機材をレンタルできるサービスです。このサービスには、食材を揃えてくれる業者もあり、お肉だけでなく新鮮な魚介を味わうことも可能です。また、面倒な火起こしや後片付けまで全て業者が負担してくれるためお手軽バーベキューにはもってこいのサービスですよね。

まとめ

バーベキューといえば、お肉をガッツリ焼いて楽しもうといったバーベキューが主流でしたが、近年ではお酒がメインのバーベキューであったり、雰囲気重視のバーベキュー、海鮮が主役のバーベキューなどたくさんの楽しみ方が増えてきました。いつもと違ったバーベキューも新鮮で盛り上がること間違いなし。この機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか?

参考サイト

海鮮バーベキューの定番食材とオススメの焼きスタイル特集!


https://hinata.me/article/839096605468374664
https://kurashi-no.jp/I0018479
https://happycamper.jp/_ct/17341823
https://tabegoto.net/aichi/c106/88

【BBQ】バーベキューで失敗しない!魚介類の食べ方・焼き方・捌き(さばき)方(ホタテ・牡蠣・蛤編)ーそとごはんー

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