視線を遮って快適に! 庭BBQでは目隠しを!

庭バーベキューをする時に気になってしまうのはご近所の視線。いくらしっかりとご近所のOKをもらっていたとしても、やはり外から見られるというのは気になってしまうものです。
そこで庭バーベキューで重要になってくるのは、どれだけしっかりと外部の視線をシャットアウトできるかということ。
この視線のシャットアウトの度合い次第で庭バーベキューの良し悪しが決まってしまうと言っても過言ではありません。
そこで今回は庭バーベキューにおける外からの視線の遮り方についてまとめていきます。視線の通らないプライベートな空間をしっかりと確保して庭バーベキューを楽しみましょう。
庭バーベキュー、ベランダバーベキューをする際の注意点に関してはこちら
【コラム記事:夏は自宅で楽しむ!庭バーべキューのススメ】
【コラム記事:お手軽簡単。ベランダでバーベキューを楽しもう!】
庭バーベキューをするなら目隠しは必須
庭バーベキューをするにあたって、視線を遮ることは非常に重要だということは既に書きました。別に見られてもかまわないのでは、という方も実際に庭バーベキューをやってみればわかりますが、庭バーベキューをしていると結構な数の視線が自分たちに向いてきます。
その視線が好意的なものか否好意的なものかはさておき、煙と肉の焼ける匂い、そして大人数の話し声というのは否応なく人目を集めてしまうもの。
近所の人はもちろん通行人、郵便屋さん、果ては散歩中のワンちゃんに至るまで、バーベキュー会場の近くに来た人はほぼ例外無くこちらに視線をやります。
視線に晒されながらの食事というのは気まずさと緊張から少しも美味しく感じないもの。せっかくの庭バーベキューですからしっかりと視線対策をして開催したいものです。
それでは続けて視線対策にオススメのアイテムを紹介していきます。
目隠しにおすすめのアイテム
ワンタッチタープ
キャンプを始めとしてアウトドアに欠かせないアイテムの一つであるタープ。一見するとテントのようにも見えますが、テントとは異なり日光や雨を防ぐための屋根のみのアイテムとなります。
タープにはロープやポールで設営するタイプと自立するタイプとがあり、自立式のタイプで傘のように開くだけで簡単に設営できるものをワンタッチタープと呼びます。
庭キャンプでオススメなのはこのワンタッチタイプ。これにサイドシートを追加することで手軽さと視線の遮断効果を両立させることができます。サイドシートを斜めに渡せば日光と視線を遮りつつ通気性も確保できるので夏場でも安心です。
ワンタッチタープは広げるのに一定以上の広さを必要とします。庭の広さよりも大きいものを買ってしまうことのないようにサイズの確認はしっかりとしましょう。
QUICK CAMP ワイドスクリーンタープ 4m×2.8m
■ワンタッチタープのメリット
・設置が簡単
・サイドシートを付ける方向によって視線を遮る方向が変えられる。
・通気性を確保できる
・比較的安価
■ワンタッチタープのデメリット
・強風に弱い
・設置に広さが必要
・安いものは重たい
・収納時に場所を取る
オープンタープ
タープの中でもポールとロープで張るタイプのものをオープンタープと呼びます。形状によってヘキサタープ、レクタタープ、ペンタタープなどの種類があり、一番基本的なのは六角形のヘキサタープになります。
張り方によって広さや使い方を自在に変えることのできる自由さがオープンタープ最大の特徴。ポールがなくてもロープだけでも設置可能です。
軽量で畳めばコンパクトになるので、ワンタッチタープと違って収納時は邪魔になりません。
スノーピーク アメニティタープヘキサLセット
■オープンタープのメリット
・設置の自由度が高い
・比較的安価
・通気性を確保できる
・収納時に邪魔にならない
・軽量
■オープンタープのデメリット
・強風に弱い
・設置に慣れが必要
テント
テントであれば当然外からの視線を遮ることができますし、キャンプ気分も味わえるのでお子さんも大喜び。ポップアップテントなら設営に手間もかかりません。
と言っても家族全員でテントに入ってそこでバーベキューをするのは狭いですし、一酸化炭素中毒の危険もあります。
そこでタープを連結したり後付できる前室を使用したりしてスペースを確保しましょう。
スノーピーク エントリーパックTT
■テントのメリット
・種類が豊富
・ポップアップテントなら設営が簡単
・拡張性がある
・キャンプ気分が味わえる
■テントのデメリット
・しっかりしたものは高い
・テント単体では手狭
・ポップアップテント以外は設置に慣れが必要
シェルターテント
ものすごくざっくり言うと、シェルターテントというのは床面が無いテントのこと。設置してしまえば視線を遮った十分な空間を確保することができます。テントやタープと組み合わせることで空間を好みに拡張できるのも魅力です。
スノーピーク エントリーパックTS
■シェルターテントのメリット
・雨風に強い
・屋根もあるので視線の遮断性能が高い
・メッシュの窓付きなら通気性を確保できる
■シェルターテントのデメリット
・収納に場所を取る
・設置に広さが必要
・完全に視界を遮ろうとすると熱がこもる
フェンス
庭で視線を遮るという目的を考えると、最も自然なのがフェンスを設置すること。テントやタープでは事あるごとに設置・撤収する必要が出てきますが、フェンスであれば一度設置してしまえばそのままにできるという大きなメリットがあります。
おしゃれなラティスを使用すれば目隠し効果と一緒にガーデニングも始められます。
■フェンスのメリット
・風に強い
・自然に視界を遮ることができる
・ガーデニングの装飾になる
・一度設置してしまえば手間が駆らない
■フェンスのデメリット
・設置が大変
・規模によっては高額になる
グリーンカーテン
植物を使ったグリーンカーテンも庭での目隠しとしては効果的。ついでに野菜を作ってしまえば食材も確保できてしまいます。
グリーンカーテンの維持管理が面倒という方は作り物のグリーンカーテンを使用しましょう。これなら見た目は完全にグリーンカーテンで、しかも一年中枯れたり虫が寄ってきたりする心配も無くなります。
■グリーンカーテンのメリット
・自然に視界を遮ることができる
・ガーデニングの装飾になる
・育てるものによってはバーベキューの食材になる
・緑が心を癒やしてくれる
・フェイクグリーンであれば世話をする必要が無い
■グリーンカーテンのデメリット
・枯れてしまうと効果が無くなる
・繁茂の具合によっては視線が通る
・世話をする必要がある
・虫が寄ってくる
陣幕
あまり聞き慣れないアイテムかもしれませんが、いわゆる簡易的な風よけです。簡易的と言ってもその利便性は非常に高く、焚き火の風よけからプライベート空間の確保まで活躍してくれます。
アウトドアにおいてもその人気は高まっており、いくつものアウトドアメーカーから陣幕が発売されています。
大きめのものを選べば庭バーベキューの際に十分視線を遮ってくれますし、コンパクトにできるものがほとんどなので収納する時も邪魔になりません。
テンマクデザイン 陣幕 【ワイド】
■陣幕のメリット
・手軽に設置できる
・収納時に邪魔にならない
・比較的安価
・スペースの調整がしやすい
■陣幕のデメリット
・雨風に弱い
・視界を遮る効果は最低限
ブルーシート
とにかく視線さえ遮ることができるなら何でも良い、ということならブルーシートも選択肢に入ります。
ブルーシートはとにかく大きくて安価というのが最大のメリット。2階から庭に向かって張れば広範囲をカバーしてくれます。もし広大なお庭をお持ちの方でも、複数枚買ってもそこまで懐は痛みません。
しかしブルーシートは安価な分デメリットも多くあります。使用する際にはその点に関しては我慢するしかありません。
■ブルーシートのメリット
・大きい
・安価
・雑に使える
・雨に強い
■ブルーシートのデメリット
・大き過ぎて邪魔になる
・見た目が良くない
・風でガサガサ音がする
・強風に弱い
まとめ
庭バーベキューを安心してゆったりと楽しむためには、とにかく外からの視線を遮らなくてはいけません。せっかくの庭バーベキュー、ジロジロ見られて気まずい気持ちにならないように、それぞれのアイテムのメリット・デメリットを考慮して、最適なものを選んでバーベキューを楽しんでください。
参考サイト
https://shibakichi.com/
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