バーベキューでオススメの食材
バーベキューで使われる食材は多種多様。肉、魚介、野菜に始まりデザートに使うフルーツやマシュマロなど、使用する調理器具やアイデアによっては無限に対象が広がります。
今回はバーベキューに使いたいオススメ食材をジャンルごとに網羅してみたいと思います。バーベキューに持っていく食材選びに悩んだ際の参考にしてみてください。
バーベキューの食材ー肉編
ビーフ
バーベキューのメイン食材として最もポピュラーである牛肉。
部位によって味や食感などが大きく異なり、バーベキューでも様々な形で私達を楽しませてくれるキングオブミートとも言える食材です。
バーベキューではいつも以上に分厚い牛肉で場を盛り上げたいところ。滴った油で炎が上がって肉が焦げてしまわないように注意しましょう。
ポーク
いくら美味しくても牛肉ばかりでは飽きがくるもの。そんな時にバーベキューに必須の食材が豚肉です。
牛肉ほどに多種多様な部位が食されているわけではありませんが、それぞれの部位に特徴的な味があり栄養価も高いのが特徴です。
チキン
バーベキューのメイン食材としての地位は牛肉や豚肉に一歩劣るとはいえ、鶏肉こそが一番好きという方もいらっしゃると思います。
鶏肉の特徴は何よりも値段が安く、豚肉や牛肉に比べて調理の幅が非常に広いことです。
使い方次第ではバーベキューの主役を十分狙えるポテンシャルを秘めた食材と言えます。
ソーセージ
子供達に大人気。これが無いとバーベキューが味気なくなってしまう食材。それがソーセージです。
スーパーに行けばどれにするか決めるのが難しいほど色とりどりのソーセージが棚に並んでいます。
買ったものをそのまま焼けば済む手軽さもソーセージの魅力。自家製ソーセージを作って振る舞うというのもアリです。
ラム・マトン
バーベキューに持っていく肉としては基本的に上の4つの食材で事足りるでしょうが、ラムやマトンといった羊肉を用意するのも良いかもしれません。
ジンギスカン鍋を持っていってバーベキューでジンギスカンをしてしまいましょう。
北海道では食べたことのある方も多いかもしれませんが、変わり種として出してみるのもいかがでしょうか。
味に癖のある食材なので事前にバーベキュー参加者に大丈夫か聞いておきましょう。
馬肉
馬肉と言うと馬刺しのイメージの強い食材ですが、馬肉は焼いても美味しいのでバーベキューに持ち込む食材としては十分に選択肢に入ります。
部位によっては焼きすぎると固くなってしまうので注意が必要。
バーベキュー用の馬肉を取り扱っているお店があるのでそこで調達すると確実です。
その他
ワニやカンガルー、カエルなどの日本で一般的に食べられることがない変わり種のお肉。
そんなお肉のみを使用したイベントも開催されるなど、実は愛好家が結構いる変わり種肉。
専門店に行けば普通に取り扱っているので入手するのはそこまで難しくありません。
癖の無い種類の肉であればそこまで身構える必要はありません。勇気のある方は一度試してみてはいかがでしょう。
バーベキューの食材ー魚介編
イカ
網で焼いて美味しい魚介と言うとイカは外せません。そのまま焼いてもいいですしホイル焼きにしても美味しいです。
イカ単品ではなくマリネやパエリアの具としても活躍してくれるのでバーベキューの食材としては非常に優れた食材と言えます。
タコ
イカと同じようにバーベキューで活躍してくれる食材であるタコ。
良い出汁が出るのでマリネやアヒージョなどの具材としても非常に優れています。
エビ
バーベキューの食材で肉の王様がビーフならば魚介の王様はエビと言って差し支えないでしょう。
殻がついたまま調理することでバーベキューでもジューシーな味わいが楽しめます。
エビもまた単品はもちろんのこと様々な料理の具材としても優秀な食材です。
見た目にも豪華な食材ですのでバーベキューの際には忘れずに用意しておきたいところです。
カニ
冬場のバーベキューで場を盛り上げてくれる食材がカニ。
身はもちろんのことカニミソも使って甲羅焼きにすることもできるので、カニ一つでいくつもの楽しみ方が可能です。
炭火でじっくり焼いたカニは単にボイルしたカニとは一線を画す美味しさ。
是非とも一度バーベキューで味わってほしい食材と言えます。
ホタテ
バーベキューで魚介と言うと網の上で焼けるホタテのイメージが浮かぶ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
バーベキューでホタテを焼いても中々殻が開かないという経験をされた方もいらっしゃるかもしれませんが、網の上で焼いても中々開かないホタテは新鮮さの証。
あらかじめ殻から身を外しておくことで簡単に調理することができます。
牡蠣
海のミルクと呼ばれる食材である牡蠣。その牡蠣をまるで牡蠣小屋のように殻のまま焼く、想像しただけで涎が出てしまいそうになります。
バーベキューで殻ごと焼く際には殻が非常に高温になるので、やけどをしないように注意しましょう。
魚類
魚介類といいつつバーベキューではどうしても魚は食材としてそこまで使われないもの。
ですが炭火を使うからには焼き魚は絶対に挑戦してほしいメニューになります。
アジやアユなどであれば塩を振って丸ごと串焼きにするのがオススメ。
鮭などであればキノコなどと一緒にホイル焼きにすればバーベキューでも美味しく食べることができます。
バーベキューの食材ー野菜編
タマネギ
バーベキューで焼く野菜で、代表的な食材というとタマネギであることに異論は無いと思います。
何もせずにただ焼くだけでも甘みがあって美味しい玉ねぎ。
串焼きで肉と肉の間にはさんだりスープやホイル焼きの具材にしたりカレーに使ったり。
バーベキューに限らずアウトドアのお供とも言っていい食材です。
キャベツ
タマネギと並んでバーベキューで焼かれる食材と言うとキャベツです。
キャベツはタマネギと違ってそのまま食べることもできるというのが大きなポイント。
新鮮なキャベツを大きめに切ってドレッシングなどをかけるだけでも立派に一品できてしまいます。
肉ばかり食べていると口の中がギトギトになってしまうので、そんな時の箸休めとしても最適です。
キノコ類
エリンギや椎茸といった厚みのあるキノコであれば網で焼き、えのきやしめじといった小型のものであればホイル焼きや鍋ものの具材として活躍してくれるキノコ類もバーベキューには欠かせない食材。
手軽に作れて美味しいメニューで重宝します。
アスパラガス
網の上で一本丸ごと焼いて美味しいアスパラガス。塩コショウを振ってもいいですしマヨネーズをちょっと付けるだけでもとても美味しいです。
スティック状なので食べやすくバーベキュー向きな食材と言えます。
ピーマン・パプリカ
鮮やかな色と独特の風味でバーベキューに欠かせない食材の一角を占めるピーマン・パプリカ類。
炭火で丸焼きにしてもOKですし、他の食材と組み合わせることで焼けた肉の茶色ばかりのバーベキューに一気に華やかさをプラスしてくれます。
とうもろこし
みんな大好き焼きとうもろこし。お祭りの屋台などで食べた記憶のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とうもろこしをバーベキューの焼き網で焼けばそんな思い出の味も簡単に作れてしまいます。
コツは皮付きのとうもろこしを買ってきて皮のまま焼くこと。そうすることで皮の中で蒸し焼きになるのでジューシーに仕上がります。
ナス
バーベキューの場に限らず焼きナスが好きという方は多くいらっしゃいます。
ナスを丸ごと焼いてもいいですし、輪切りにして焼いても美味しく食べることができます。
ナス単品はもちろん他の料理の具材としても活躍してくれる汎用性の高い食材と言えます。
ジャガイモ
ジャガイモもバーベキューでは活躍してくれる食材。
フライドポテトにしてもよし、鉄板で肉と一緒に炒めてもよし、ホイル焼きにしてバターを添えてジャガバターにしてもよし、嫌いな人も少ないので使い勝手のいい食材です。
バーベキューの食材ーデザート編
バナナ
バーベキューではあまり凝ったデザートは作りたくない方も多いでしょう。そんな時に活躍するのはフルーツ類。
それもそのまま食べても焼いても大丈夫なフルーツが活躍します。
そんな中でバナナは非常に優れた食材。そのまま食べても良し、焼きバナナにしても良し、切れ目を入れてそこに板チョコを挿せば簡単にチョコバナナにすることもできます。
皮が厚いので焼き網にそのまま置けるのも強み。他の食材と組み合わせやすい万能な食材と言えます。
リンゴ
バナナと同じくそのままでも焼きリンゴにしても美味しいフルーツであるリンゴ。
さっぱりとした味わいはバーベキュー中の口直しとしても最適。余ったらカレーの隠し味にしたり使い途も多彩です。
チョコレート
バーベキューに限らずアウトドアのお供であるチョコレート。特に登山などではエネルギーの補給源として重宝されます。
そのまま食べても美味しいですし、溶かせばチョコソースに、寒い時期ならホットチョコレートにと手軽に美味しいデザートを作れる強い味方。
かさばらないので板チョコを一枚持っていくだけでも満足感が高まります。
マシュマロ
キャンプやバーベキューに欠かせないお菓子系の食材、それはもちろんマシュマロ。
直火で炙った焼きマシュマロは未経験者なら誰もが一度はやってみたい憧れであり、経験者ならまた何度でも食べたくなる美味しさ。
チョコレートとクラッカーを組み合わせて定番スイーツのスモアを作ることもできます。
バーベキューの食材ー変わり種編
【コラム記事:ただ食材を焼くだけじゃつまらない。盛り上がる凝った料理シリーズ】
生地類
ただ食材を焼くだけではない一味違ったバーベキューを楽しみたいなら様々な生地を持っていくのがオススメ。
ピザ生地であれば好みのピザを、クレープ生地であればデザートにクレープを楽しめてしまいます。
生地自体が既に完成していて温めるだけで使える物も多いので、バーベキューでもそこまで手間がかからず安心です。
麺類
パスタや焼きそば、うどんなどの麺類も重宝します。バーベキューの締めに焼きそばを作るという方も多くいらっしゃるでしょう。
付属のソース意外にも焼き肉のタレを絡めたり本格的なパスタを作ったりと、どんな味付けにも対応してくれる柔軟さが麺類の魅力です。
バーベキューの食材ー調味料編
塩
上等な肉を食べるならばタレなどよりも塩のみという方もいらっしゃるでしょう。
それ以外にも魚のぬめりを取ったり料理の味付けに使用したり、バーベキューでも重要な調味料です。
コショウ
塩と同様肉を焼くバーベキューでは非常に重要なのがコショウ。
これが有ると無いとでは肉の楽しみ方の範囲が大きく代わってしまいます。
市販のハンドミルに生のコショウを入れてその場で肉にかければ本格的な料理人のような気分になれます。
ダイソー ワンハンドスパイスミル
岩塩
普通の塩とはひと味もふた味も違った味に仕上げてくれるのが岩塩の魅力。
最近のバーベキューでは焼き網の上に置いて鉄板のように使用できる岩塩プレートが話題になっています。
熱した岩塩プレートの上に食材を置いて焼くだけで余分な油が岩塩に吸収され、遠赤外線効果によって食材にしっかりと熱が通ります。
ロゴス 岩塩プレート
アウトドアスパイス
バーベキューで重宝する調味料と言えばアウトドアメーカーなどが独自に開発して販売しているアウトドアスパイス。
塩やスパイス、ハーブなどをブレンドしたこのアウトドアスパイスは肉や野菜など様々な食材を美味しく味付けしてくれます。
アウトドアスパイス 「ほりにし」
バーベキュー食材のまとめ
バーベキューで使える食材はいまや多岐に渡り、食材を知っているのとそうでないのとではバーベキューの内容に大きな差が生まれてしまいます。
この記事を参考に、次回のバーベキューではこれまでと違った食材を試してみてはいかがでしょうか。
参考サイト
https://hinata.me/article/996653067065136643